日本でも最近は予防意識が高くなり、バイオフィルムの除去を定期的に行うことで、う蝕や歯周病の発症をかなり予防できることが証明されています。

治療後のメインテナンスがこういう意味でとても大切なのです。

定期的に詰め物や被せたものの状態をチェックしプロによるクリーニング（PMTC)プロフェッショナルメカニカルトゥースクリーニングを受けましょう。快適な生活が約束されるでしょう。

あなたの10年後20年後のために今できることから始めてはいかがでしょうか。。そして最高の将来をビジョンして何が出来るか一緒に考えましょう。　2012/5　satoru

予防はお金がかかる？？
原則、日本の歯科医療制度では予防に対する評価がほとんどありません。高額な医療費が必要な先進諸外国では、公的なお金をつぎ込んで大きな予防効果を得ている国もあります。予防の盛んな北欧でも、要は国の医療費削減を政治的な目的にしているわけです。しかしそれだけではなく、病気を予防し健康な毎日を送ることは、この上ない幸福である事を私たちは知っています。

日本の場合、医療費負担が諸外国に比べかなり低いために、病気になってから病院に行っても費用的にも何とかなる・・というモラルハザードがおきて、実は十分な予防が出来ていないのが現実です。

個別の十分な予防プログラムは、公的保険制度では十分に実現できません。是非将来を見据えて、健康な毎日を想像し、自分の口腔内はどうあるべきなのか私たちと一緒に考えて見ませんか？
もちろん、想像以上の費用がかかる場合もあると思います。しかし十分な効果を期待するとき、その費用は決して無駄にはならないでしょう。

無形の予防処置に対する費用は理解していただけるまで時間がかかると予想します。しかし、多くの皆さんのご理解の上に、新しい予防概念とプログラムが生まれてくるのだと信じています。
2012/5　satoru