ドイツ・ハンブルグ(3)


世界にとても近かったワシらの臨床

今日も朝の8時から講義です。今日の講義の特徴は「どんなもんだいおれさまは」という発表ばかりですね。世界の中でワシの医院や高木先生はもちろん、宮里先生も、全く引けを取らない日常臨床じゃないかという確認みたいなものになりました。八戸でも山形でも沖縄でも、ワールドワイドセレクションの治療が可能なことを覚えておいてくださいな。日常臨床とは、かくもアクティブなんだということをドイツに来て再確認です。
学会も3日目にもなると、午後の遅い時間は業者さんのブースも店じまいを始めます。




そんな中、宮里先生と二人、日本ではなかなか手に入らない機材材料を購入して歩きました。当初の目的の機材もゲットし、わしらは夕飯どころを探してハンブルグ市内に旅立ったのです。ガイドブックで見つけたレストランは人気のレストラン。席は満席でおまけにリザーブもできないと来ては、徒歩で探すしかありません。港の近くのポルトガル料理店を皮切りに、道に広がるオープンテラスをもつ数々のお店はすべて満杯。どうなっているんだ?とふと考えると今日は金曜の夜。ドイツ人はみんな外食ですよ(笑)。空腹と疲労の中、たどり着いたのはヘビメタコンサート会場。どうやらとんでもなく場違いなところに来てしまったかも。写真をちょっとだけ撮り、また迷子の小羊達は放浪の旅と町中へさまよっていくのでした。こんなとき、何でも達者な高木先生がいればなぁと、ふと考えたり。今日は別行動なんです。
ふと出くわした、お客がほとんどいない街角のイタ飯屋。歩き疲れてなお、下がる気温に冷えきった体は「もうここにしようよ」と。
ところがびっくりです。スープもパスタもピザも、うま~~~~。しかもリーズナブル。大正解でした。



Posted: 水 - 9月 1, 2010 at 11:07 午後        




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