シンガポールその2


この慌ただしさは、東京へ行くのと同じ感じ

シンガポール二日目の朝はゆっくりと始まります。 Art & Science Congressをのぞくのは午後からなので、午前中は近くに新しくできた部屋数5000というとんでもないカジノホテルの屋上に作られたノアの方舟のような船の上にあるスカイパークという展望台。都市国家シンガポールが一望できます。何か森が境になってマレーシアと分かれているのがよくわかるんですね。沖にはとんでもない数の船舶が、通行税払い待ちみたいで、ああ、これじゃあ国にお金貯まるわね(笑)。



スカイパークを降り、地下でカジノとつながっているマリーナベイサンズショッピングモールへ行ったんですが、、、、こりゃすごすぎ。世界の一流ブランドの、、値段がつかないくらいの高価なものが所狭しとお店に並びます。カジノで一儲けした人は、此処であぶく銭を使いなさいと言う算段でしょう。すごいなぁ。その数々のお店をみているだけで一日つぶれそうな勢いのほどのお店の数。しかもこれでもまだ途中なのだとか。新しいシンガポールの顔は4年後にすべて完成するのだそうです。それより、カジノの真横に設置してあるATMがなんとも(笑)。。。。








こういう場所にはそぐわないコングレスに顔を出して、夕方にはもう帰る準備ですw。近年まれにみる弾丸旅行となってます(笑)。ただしフライトは深夜24時過ぎですから、夜少し時間があるのでクラークキーと言う所に行きました。おもしろい飲み屋が満載です。月曜の夜だというのにねぇ、みんなすごい勢いで飲み歩いてます。屋形船に乗り、非常に「らしい」夜景を満喫。夜のまーくんライオン付き(笑)。屋形船を途中下車して、海鮮料理屋に入り、あまりおなかがすいていなかったのでビールとイカ焼き。意外とこれがまた旨かったりしてね。









時間的にゆっくりもできないので、世界のハブ空港を目指すチャンギ国際空港へと向かったのでした。大きいきれい機能的。CIPやVIPの扱いも当然しっかりしていて、ものすごくスムーズで快適でした。買い物もしやすいし、ああ、都市国家とはこういうハードソフトを非常に重要視するんだなと改めて思うわけですよ。ヨーロッパの国々と少し違うイメージが新鮮です。


深夜のフライトは行きがけの「うどんでスカイ」と降りがけの強引な朝食で、6時間半後の朝の到着時ははやり眠いですね。本日は午前中池袋で仕事の野暮用を済ませ、せっかくなので、ワシが池袋に予備校生として居たとき出来たサンシャインシティへと。あの頃は近未来的なこの感じがすごいなぁと田舎から出てきてすぐのワシは度肝を抜かれたものですが、今はすでに30年以上経過し、老朽化が目立ちます。そして決して新しくはないわけで、何か感慨深いものがありました。オリエント博物館でメキシコのオルテカ遺跡特集を見学し、突然思い立ち、またまたその足で都電に飛び乗り雑司ヶ谷。鬼子母神神社の境内、上川口屋で昔売っていたといわれるミミズクのススキ人形細工を参道の小店で見つけ購入。池波正太郎、鬼平話、境内のザクロの木の下に埋めた盗人がねの話を思い出しながら、雑司ヶ谷の都内とは思えない静寂な秋を満喫したのです。



出来てまだ10日しかたっていない赤坂の新しいザ・キャピトルホテルに幸運にも50%オフで宿泊させていただきまして感激です。国会議事堂を見下ろす夜景に感激します。しかし、反対側の日枝神社を見下ろすのは、なんか罰当たらないですかね(笑)。



弾丸旅行でしたが、しっかりとまた、今度はアジアンなグローバル感覚を持ち込んで参りまして、大変勉強になりましたです、はい。

Posted: 水 - 11月 3, 2010 at 10:16 午後        




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