ノルウエー5日目


豊かさとは・・・・

朝から、有名なソグネフィヨルドの支流gudvangen に向かいます。曇り空だった天候は、船の乗り場に近づくにつれ陽光がこぼれ始めました。乗船する頃にはすっかり日も差し、言葉では表せないほどの美しいフィヨルドの景色の中にワシは溶け込んでいくのでした(笑)。何度もここを訪れた人の話では、この天候は奇跡に近いと。曇りや雨が当然のこの季節、ノルウエーはしめった天気が毎日のようです。7月はノルウエーの雨期なのです。しかしこの時期でなければ気温が上がらないため観光のメインの月が7月という皮肉です。兎にも角にも、素晴らしい天気はほんの数時間でしたが、その時間こそがワシらのクルーズの時間と一致して神がかり的な景色をものにしたのでした。



終着のフロム に到着すると、なにやら見たことのある巨大な客船が居ました。おぉ、昨年モナコで見た世界一周豪華客船オーケストラ号ではありませんか。こんなどでかい船が入れるくらい、確かにフィヨルドは深いのだなと改めて実感したりして。
フロムからは有名なフロム鉄道で乗り換えながらベルゲンに戻ります。鉄道の景色も美しいが、これは見せる大切さとテクニックを知ってるスイスの勝ち(笑)。



今回の旅行記で、食事の写真がないことにお気づきか。。実はこちらに来てから毎日のように食するサーモンにあてられていまして(笑)。ホテルを変えてもホテルの食事は毎日毎日同じメニューです。インド以来の事です。確かに魚出汁主体のこちらの料理は近親感を覚えます。でも、カレー好きのインドでの毎日カレー攻撃に近いものがありまして。。。。毎日サーモンは、塩鮭&白米ならいけますが、、、、、スモークサーモン&鮭の煮付けホワイトソースの毎日は結構きついものがありますね(笑)。
我慢できずに夕食は、イタメシ(*^_^*)。ピザ、ペンネ、餃子みたいなやつ、、、うんめぇ~~~。。。夜の12時過ぎにうすら暗くなりまして、3時には完全に夜が明けるこちらの生活に、結構慣れてきたりして。それに併せて飯の食い方も遅くなるんですなぁ。。ま、普段からそういう人(Dr.MGI)もいますが(笑)。


休暇を取らないと手取りの給料が減り、休暇を取ると「良く休みました手当」で手取りが増えるノルウエーのハローワーク事情を理解してもなお、家、車、船、別荘、というのが当たり前の彼らの生活が普通に見えてくると、いつもの事ながら、、、、日本人の勤勉さとは、日本人の稼ぎとは、いったい何なんだろうと考えさせられます。確かに、、、、ノルウエーの人口は日本の1/30だし、国土の広さは同じだし、消費税は25%だし、所得税は55%だし、だから医療費は全額無料だし、老健施設は無料だし、平均気温は4.3度だし、国土の半分は北極圏なんだけれども・・・・・・否定するつもりだったけれど、う~ん、圧倒的に豊かだ!!
何故なんだ??日本が貧しく感じるのは、、、、やはり、大東亜戦争に負けtらからか?アメリカの言いなりの憲法だからか? 



どう考えても、理解できない、、おかしい。。。。。が、この考えも、次の福祉国家に行くと、ああ、なるほど、日本はいい国かもしれない,,となる(笑)。

Posted: 月 - 7月 11, 2011 at 11:35 午前        




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