ノルウエー〜デンマーク7日目



今日は朝から、午後の東京行きのフライトまでコペンハーゲン観光をしようと決めていました。
が、その前にデンマークの社会保障政策と政権左翼与党の勉強をもう一度しました。もちろん歯科医療の実態など知らないことがたくさんありました。此処デンマークもまた、まあ、とにかく税金が高いわけで、消費税は25%に加え所得の55%を持って行かれます。

国民皆平等という意識の非常に強い社会労働党が左翼政権を張ってしばらくたちます。そのおかげで高い失業率からくる生活保護受給者はうなぎ登りで、しかも働かなくとも相当の受給を受けるため財政は悪化します。その穴埋めに種々の課税企画が法制化され、中には美景観税とか(笑)。これ、美しい風景に建つ家は一定の税金を払うと言うこと。まあ、信じられない。あるいは車を購入した場合、車の値段に対して180%の税金が取得税とは別にかかるので、仮に100万円の車を買おうと思ったら、別途200万以上用意しなければなりません。ですから非常にボロッチイ車に乗っています。しかし、山がない国なので自転車はすごい(笑)。中国かデンマークか。いや、中国は今車だらけなのでデンマークの勝ちか。

前回も書きましたが繰り返します。たまたま勉強が出来て一生懸命勉強して素晴らしい仕事をすれば個人の所得は上がります。皆のためにそれだけのことをするから当然です。しかし、この国は高い福祉政策の元、たまたま勉強が苦手で定職にも就けず働く気があまりない人にも平等に所得を保障しますから、特に自治体レベルでの生活保護は、五体満足であるにもかかわらず全く働く気のない若者に相当のお金を払うため、ものすごく財政は悪化するわけです。その解決策は、若くして働く気のない若者は精神が病んでいるからそうなる・・・と言うことで、国レベルで障害者認定をして毎月相当額を支払い(20万円)くらい保護するそうなのですが、その数が異常なくらい多い!その財源は高い税金!

左翼政権のなれの果ては、怠惰な若者を増殖させるという典型的な例ですね。高福祉国家という世界的にも優れたシステムというのは、実は虚構だというのがわかります。確かに高福祉ですから、貯金するやつは馬鹿。使ってナンボ、、という感覚は非常に良く理解できますが、働く気のない若者が増えるんじゃダメでしょ。なるほど無一文の老人になっても、医療費は無料、住むところも確保、食事も心配なし、ならね。これ、精神的に良いと言えるのかな。

ちなみに、歯科治療費は社会保障制度負担金が35000円を超すとそれ以上はすべて自己負担。相当高いですから、東欧諸国に歯科治療に行くようです。これ、ノルウエーの歯科事情と似ているので後でそれだけまとめます。どうも、日本に入ってきている情報は、嘘くさいな(笑)。

なるほど、デンマークの友人ルドビックの両親は、北欧家具デザイナーとファンドマネージャー。絶対所得リストアップを公表しないスイスに口座を作るわけだよね(笑)。高所得の人がどんどん国外に出るのはわかります。ところがデンマーク政府はそれにすら規制をかけようとしているらしく、もう大変なのだとか。。。日本は本当に良い国だったですよ(笑)。そんなデンマーク左翼政権が維持できるのは、かつての王朝時代の遺産が多くあるからというのはデンマーク国民もわかっています。その、欧州一の50代以上続いたデンマーク王が一目置くのが我が日本の天皇家で、彼らにしてみると雲の上くらい偉い存在らしい。王様ごときは、天皇陛下の足元にも及ばないといわれ、天皇陛下がデンマーク入りしたときの気の使い用は尋常ではなかったそうで、古いお城の一部まで改造して陛下専用トイレを作りました。なぜなら、王様以下平民と同じトイレを使わせるわけにはいかないと。。。。。。すごいですね。
そういう報道をしない我が国のサヨクなマスコミの意味がわからないし、天皇陛下自体をないがしろにする左翼な連中とは、世界の恥だと、世界に出ることでよくわかるわけだね。あ、彼ら(日本のサヨク)の仲間は確かにいるよ。薄汚いジーパンはいて、臭いTシャツ着て、ラブ&ピースとか言って、人は皆平等とかデモって生活保護もらう奴ら(笑)。反対運動が収入源だというし(笑)。
今年の秋の選挙で保守党が巻き返しをどこまで出来るかが争点のようなデンマークでした。。(CNN コペン(笑))

で、数時間あった午前中、船に乗って観光しました。天気が良くて何よりのクルーズです。フライトまでの時間が押している所為もあって、「どれくらい時間かかるの?」と聞いたらにこっと笑って「1時間よ!」クルーズのガイドのお姉さんは、5カ国語でガイドしておりまして、すげぇ~と、本当に感心するわけです。



次男が、コペンに行ったら絶対食べるべきのホットドックがあるから。ホントにうまいから。。と、言っていたのを思いだし、買う。う、うまい。確かに(笑)。2つ食べました(笑)。たかがホットドック。しかもコペンハーゲン(笑)。アメリカ人の考えた食い物がこんな所で花が咲いてます。



そんな素敵なコペンですが、朝9時頃の市庁舎前のゴミは、、、何じゃこりゃ。前日夜からの騒ぎのあとでしょうが、こう言う報道もしないよね、日本じゃ(笑)。中国人かこれ?と疑いたくなるほどのゴミでした。



そんなゴミに落ちの付いたデンマークでしたが、この賑やかな通りをみて、綺麗で賑やかな話ばかりではない北欧の話や、美しいからには理由がある自然と厳しさなど、森羅万象光と影、それを理解して哲学。そこから派生するブランチが手段として理解できるわけです。
本当に良い旅でした。。



Posted: 月 - 7月 11, 2011 at 12:38 午後        




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