新年会


金曜日はプライベートな新年会、楽しかったです。。

昨年末から、ゲージツを語ろうと言う事で、カフカ的Kさん(笑、パクりか?)と約束していた、念願の飲みが入りました。まあ、新年会ですな。後半は結構ワシはきてましたが。。。。あんまり酔って見えないので平気に見られる事が多いんですが、結構きてました(笑)。



小説概論をお聞きしながら感心することしきり。餅は餅屋です。ワシのブログを読んでくださるようですが、まあ、これは絵日記的雑感。小説とは違いますからね。あ、私小説に近いか?
と今度は絵の話や時間の話。絵の中の流れる時間の話はワシの好きな分野。石田徹也 の狭い空間と不安そうな物憂げな男の表情は果たして彼のずっと隅っこにしまってある自分の心の片割れなのか。渡辺満 の変遷とは。概念の話。色の話。哲学的人生論社会論でのダニエル・フーコーからのエピステーメー。。そして音楽。透明である事の自分が色を持つべく音楽なのか否か。ビートルズとの運命や生まれ変わりで意志を未来に繋ぐミュージシャン。
そして〜、、佳境に入ると、心霊的感性で何が見えるか。。。ここでまた透明に色をつける必要があるか否か。透明である事の実存とは?色が付く事で何が代わり何を失うか・・・・・・。

ま〜、普通の人が隣にいたら、全く普通ではない会話をするワシら2人を「コイツラなんかいっちゃってるぞ」と思うに違いないくらい、ワシらの肩口には小さな妖精がジミヘンのごとくホワイトなリトルエンジェルとしてパタパタ飛んで見えたに違いない(笑)。ボス的K(ワシ)はカフカ的Kに何をもたらしてあげられるのか?今年の命題の一つに上がったことは事実です。映画を撮る約束は忘れませんぜ(笑)。思いっきりマニアな・・でもあんまり寺山はいらない・・でも時計が沢山ある映画がいいなぁ。

そのKさんに貸して頂いた韓国映画「イルマーレ」。m(__)mごめんなさい。ワシには韓国語がどうしてもいけません。画面の構図が森田芳光監督を思わせるのはワシだけだろうか。奇麗な構図だけど泣けませんでした。。

カフカ的Kさんのおかげで、ワシの大脳は久しぶりに本業以外の普段あまり使わない分野を活性化させて頂きました。これがあるから、明日からの本業も違う切り口で真摯に患者さんとお付き合いできると言うものです。今日は寝しまに、もう一度次の機会のために、サルトル概論でも読みます。人間は(人間だという)本質という設計図が存在するよりも前に、人間として現実に存在(実存)しているわけですから。。

話は変わるが、どうだ、いじめられっ子諸君。このサルトルの哲学を元に、ヨシリンじゃないけれど、復讐の仕方でも勉強しないか?戦う意志は無いか?勉強して戦わないか?イジメなどと姑息な手段の否定は、戦う事により得ることができる、そう、本質より大切な「君がそこにいる」実存だ!

Posted: 日 - 1月 21, 2007 at 01:29 午前        




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