こんなに近く、こんなに遠く


イラン映画の傑作・・だと思う(笑)

昨晩、風呂上がりに何気なくBSを見ていたら何やらイランの映画が。。。。あんまり見た事ないし、こんな感じのペルシャ文字のイラン語 "الاعتداء على الضعفاء.. أمرٌ غير  だし、どうしようかなと思うまもなく引き込まれました。題名は「こんなに近く、こんなに遠く」・・・・イラン映画の水準の高さに脱帽です。



<解説> 現代社会に生きる人間の心の隙間を鋭く描いた作品。テヘランに住む高名な脳外科医アーラムは仕事中心の生活で妻や子供との関係も希薄になっていた。大晦日の夜、偶然、自分の息子が重い脳の病に侵されている事を知る。息子のもとに駆けつけようと、天体観測のため砂漠に向かった息子を追って一人、車で砂漠へと向かうアーラム。孤独で不安な旅の中で彼は失っていたものの大きさを知る。イラン北部の砂漠地帯の圧倒的な映像と主人公を演じるマスウード・イーガンの緻密な演技が光る。

で、人間の苦悩や優しさの回帰とともに、後半の砂漠の圧倒的な景色に打ちのめされ早速ロケ地を探しにgoogle earthの旅に出ました(笑)。ネットで調べるとイラン北部の海に近い砂漠と言う事が判明、、、、しか〜し、、北部はカスピ海に面した肥沃な地ですよ??でも海の近くの砂漠と言うと・・・このへんかな 。確かに荒涼とした凄まじい光景です。。ワシ基本的にこう言うのが好きなのかな?だからアタカマ砂漠とかに憧れるのか??きちんと場所が解る方は是非教えてくださいませ。

いつも思うのですが、こう言う向こうの世界と隣り合わせの環境で生きて行くとしたら、毎日どんなことを考えるんだろうと思います。砂漠の中、満天の星とたたずむ黒い山に囲まれ、大地を背にして寝転がり地球に同化した時、果たして自分は正気でいるのか溶け込むのか、とても気になるんです。そんなこと考えるなんて、それだけ毎日に疲れている??(笑)のかなぁ。。。。

Posted: 月 - 9月 17, 2007 at 06:14 午後        




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