インドとミシュラン


インドの準備をしながら、ミシュランガイドを見てみると・・・・って、ヨーロッパのミシュランロードマップしか無かった（笑）

来週のICOIアジアパシフィック大会 参加の渡印のため、あれこれ準備を始めました。一緒に行くO先生は初めての海外旅行、しかもインド（笑）。こりゃ珍しい。この時期のインドの気温は３４～３５度です・・・・あ、暑いのね。。持ってくものは夏物ばかりなので少しは楽かな。ムンバイの気温はここ 。タキシードも忘れず持って行かなくては。こう言う学会は、ディナーパーティーがあり、基本的には正装ですから。
スピーカーを見るとさすが、インドだけあって生インド人が多い です。毎日カレー食ってんだろうなぁ・・・等と夢をはせます（笑）。

で、初めてのインド。食い物が心配。毎日カレー系煮物じゃ飽きるだろうと、物色。ミシュラン星まで行かなくとも美味そうなのはあるはず。で、評判がいいのがなんとマクドナルドらしい（笑）。インドのマクドナルド を覗いてみると・・・・おぉ美味そうじゃないか。特に有名なこれは是非食ってみたい。

　 　


マハラジャマック！名前がいいねぇ。牛を食わない国だから、鶏と野菜、マックベジというベジタリアン用のマックもいい感じです。しかし、インドで米国の毒食うとは（苦笑）。。。帰ってからちゃんと旅行記書きますので。。

さて、話は変わりますが、、ミシュラン東京で三つ星８店舗とはすごいですね。世界中で２つも１つも含めると、これだけ星をもらった国は無いとか。そんな、とても美味しく「食う事」を根底から支えているのが、ワシら歯科なのに。世の中は随分歯科をないがしろにしてませんかねぇ。

ついこのあいだも、「生きるか死ぬかじゃねぇンだから、がたがた言わねえでここだけやりゃいいんだよ、おれは忙しいんだ！」という、団塊の世代のモラルレスなオヤジが騒ぎまして、ワシの心を「プチッ」と深く傷つけましたので、「・ざけんなさんな」とついワシも暴言（笑）。
どうしてこんなことになるかと言えば、歯科がなめられているからにほかならないじゃないですか。毎回来る度、口の中は多分相当掃除なんかしてなくて、治療の前にせっせと奇麗にしている衛生士に「来るたんびに、はみがきばっかやってんじゃねえよ、さっさと治療しろ。」
こう言う最低人間、許せませんよワシは（笑）。

こんなお寒い歯科事情なのに、方やミシュランでバブリーなニュースです。なんか変ですよね。世界一安価な日本の歯科事情の上に成り立つ、世界一美食な国日本。複雑と言うより、どこかおかしいなと思うんですね。
インドはカースト制の国。マックで食べる人達は中流階級の上の人々と聞きます。その周囲を観察すると貧富の差がよく解るんだとか。でも彼らは、インド人としての誇りがそんな差別を感じさせないそうです。多分インドには「さっさと治療しろ」なんて言う勘違いも甚だしい人は絶対いないと思います。だって、お互いに尊重しあうから、階級を維持できるんだもんね。。。

Posted: 水 - 11月 21, 2007 at 12:44 午後        



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