Quo Vadisと青森書類めくり


期待しただけに残念でした・・・・

日曜日は東京でQuo Vadisの学会参加でした。高齢者の歯科医療や介護の問題に、基礎系自然科学者達がどうやって切り込んで行くのか非常に楽しみにしていたミーティングでした。スタートは思った通り・・・高齢有病者の歯牙を残す事のデメリットを考察!う~んすごいなぁ。なかなか此処まで言う勇気ってありませんよね。だって、本人の幸福なのか介護者の幸福なのか焦点がぼやけるのが普通ですから、高齢者歯科医療は社会科学が優先するんです。でも、この学会は自然科学が優先の土俵で如何に高齢者歯科医療を科学するかですから、社会背景を考えない理論構成とその証拠集めだからこそ、現場での冷静な判断の助けになると言うものです。。。。しかし、話が進むにつれどうも焦点がずれてきました。これじゃあ、毎度講義を受けている高齢者の顎口腔機能障害の対処法じゃないですか。しかも患者によって千差万別の対応だと言うのは、社会的考察が大きく割り込んだ結果で、どうも、スミマセン。つまらない会になりました。難しいですね、やはり高齢者歯科医療は。。。次回に大いに期待したいと思います。

さて、月曜日。今月二回目の書類めくりのお仕事で青森です。金曜日から臨床してませんな(笑)。その代わり今週インプラントのオペを沢山入れ手しまったと言う訳ですが、火曜から慌ただしくなるでしょう。電車で行きました。八戸は好い天気ですが、青森は小雪交じりの天気です。疲労感が増してきたので本日分のみ終了して帰路につくと、すごい雪です。青森ですねぇ。。。



かつて、青函連絡船に繋がるこのプラットホームは日本一の長さでした。人生の悲喜こもごもを背に、どれだけの人がこのホームを海峡に向けて歩いたんでしょう。激しくなる雪の中、思わず風に背を向けました。こんなすごい雪なのに、帰ってきても八戸は好天でした。恨まれるね(笑)、津軽衆に(笑)。

Posted: 月 - 12月 17, 2007 at 11:43 午後        




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