同窓会


久しぶりに泊まりで青森

土曜の朝からまたまた青森に向かい、書類めくりのお仕事を夕方5時まで。さすがに眼精疲労です。最近、、近くのものが見えにくいと言う謎の難病にかかり始め有効な治療法もないまま、近視の眼鏡を外して近くを見るという対処療法に頼るのみの、いらっとする毎日なんですが、これで細かい字を見る仕事は非常に疲れるんですよ(笑)。ワシらの仕事、なんじゅみくろん・・・を裸眼で確認したり、スコープを使ったり、まあ、米粒に龍の絵でも描くような仕事ですからね。

それが終わって、青森で、大学の同窓会の新年会でした。県内50名ほどの同窓生がいますが22名が集まりまして、久しぶりに下っ端でぺこぺこしてきました。これもまた良いもんです(笑)。そんな中、ワシより10歳くらいしか上ではない先生が廃業しまして大変おどろきました。その先生、こういっちゃナンですが、カナリマニアックになんでもこなして、歯科以外の事もカナリ精力的にこなしている印象の先生です。患者さんの数が激減したとかそんな理由じゃないし、開業して26年かそこらでいったい何があったのかは詮索は致しませんが、、、、、今宵は最後まで飲みましたなぁ。タンメン食べたの3時過ぎですよね(笑)。人生ホント色々です。

さて、先般カフカ的K氏の写真を撮った話をしましたが、カレから特急の宿題が届きまして、文学界の8月号と12月号です。



12月号は、芥川賞受賞の川上未映子「乳と卵(チチトラン)」が載っているんですが、今晩じっくり読ませて頂きます。以前ワシのブログでも「わたくし率イン歯」の話を書かせて頂きましたが、今回のも近いなぁ(笑)。このテンポにのれるか?君!てな感じで、ちょいと流し読みの感想は・・・・テロテロテロと話が流れて心地よいスピードなのに、、いきなりどっかん!と言う感じでしょうか。樋口一葉のたけくらべ・・のなぞりだと言うけれど・・(笑)ふふ、この文章について行けるのだろうか?みんな。一時期の文学にはなかった、「。」がなかなか出てこない一つの文章に慣れていない人は、呼吸困難になるかも。こっちが呼吸する肝心の作品の空気は自然に囲まれたような奇麗な空気ではない事は確か(笑)。

予備校時代、東武東上線ときわ台の図書館で借りた本を思い出した。作家の名前も中身も忘れてしまったけれど(いや、確か悩める若者の話だったか(笑))その中の、何ページにもわたる「。」のないとてつもない長い文章に、半ばあきれながらも、何かのおりにまねして書いていた時期がある。もちろん現代国語の試験の文章題は「だめだよこんなの」という赤ペンが踊っていた。それが今や芥川賞の文章だよ先生(笑)。古典な小説家は嫌いだろうねこれ。でも、彼女、10代でほとんどの国産の名作は読み漁ってのこれですから、、、この才能はやはりすごいのでは。。。。

Posted: 日 - 1月 20, 2008 at 11:55 午後        




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