青森の行き帰り


今日は今月の書類めくりのお仕事の初日です。青森と言えば寺山が始まります

いつものように、月3回ほどの青森詣で・・・・は、ちとおかしいか(笑)。書類めくりのお仕事です。本日は天気が良いので車で向いました。いつも持って行くiPodを忘れてしまい、、、これにはなんと「つぶやき英語トレーニング」なる秘密のものが仕込んであり、ダラダラと聞きながら青森まで行ったりしますが、本日は忘れてしまったので、物思いにふけりながら(笑)の運転でした。考え事しながらの運転は危険だと言われますが、眠くならないのでいいと思うけどね。

そんな中、ふと考えた事の一つに、本の朗読録音サービス、なんてのが思い浮かびました。まず第一ユーザーの視覚障害者の人は、新刊を読むまで点字翻訳まで随分と大変なんじゃないでしょうか。手っ取り早く読みたくないですかね。例えば本を送ってもらったら、朗読会社がmp3に変換しておいてインターネット上で有料で聞く事が出来るとか。ダウンロードも可とか。しかし現状のインタネ環境は視覚障害者に関してインタフェースが全く適合してません。とあるページは音声ガイダンスですべて済みますよ、、なんて言うページは出来ないもんでしょうか。

次のユーザーは、ワシのような人(笑)。先般カフカ的K氏より紹介してもらった田中未知の「寺山修司と生きて」。アマゾンで速効頼んだら速効来たので、読んだらギザ面白い。寺山とワシの関係は以前からこのブログをお読みの方はわかる通り、かなり濃いんです(笑)。で、寝ずにでも読みたいがそうも行かない。そんな時、青森までの車の行き来で、もしですよ、朗読が聞けるんなら、ずぼらと言われようがどうしようが、聞きたいわね。自分で録音しようかと考えたりもしたが、、、良ーく考えたら(笑)意味無いじゃん(笑)。そういうサービス無いですかね。・・・・・・・って探したら、有るじゃん!!
ところが、これはあくまでも障害者向け無料サービスなんですね。著作権の問題で有料サービスには出来ないようですね。残念だなぁ。。。。もう少しワシが暇なら、何とか法的問題をクリアしてトライしてみたい事業の一つです。。

なぜか話はすっかり寺山に移行します(笑)。
4月1日から青森県立美術館で寺山が始まります 。未公開実験映像も見れそうですね。全部ワシ、此処にしょっちゅう登場するカフカ的K氏に借りてるけど(笑)。カフカ的K氏は、寺山がノリウツッタ大宰が、ビートルズの無音音符で詩を詠むアーティストです。石田徹也 の描く頑強な閉じた物体箱の中から、正に今出ようとしている新進気鋭のカフカです。そんなカレと、濃厚な寺山の入ったワシが友達でないはずがありません。そんな寺山が興味を示したアルゼンチンのボルヘス が言った言葉。ワシも大好きなんですが。
「父親と鏡は、同じように忌まわしいものだ。なぜなら父親も鏡も宇宙を繁殖させ、拡散させる存在だから。」
この言葉に寺山はある事を書き加えている。それが解るのは、ワシとカフカ的K氏ナノだ(笑)。ヒントは鏡の鏡は何か?だ。。

なんて風に、普通はわかんないでしょ。ワシらは頭がゲージツしてる時があるので普通じゃないんで。あぁ、今日も良い一日だったと思う。。。。


Posted: 月 - 2月 18, 2008 at 12:40 午前        




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