寿司とラーメン


変遷するスイスの食と言うが・・・・・お子様メニューと違うのか?(笑)

二番目の高校な年ごろの息子がスイスにいるので、向こうに行く機会が多いため、むこうの食には少し通じてきた。ジュネーブや息子のいるローザンヌ等はフランス文化権なので食はとてもフレンチな感じ。去年までいたサーネン・グシュタッドは丁度スイスドイツとスイスフレンチの境界で、どちらともとれる多様な食文化があったと感じましたが、ま、スイスですから、チーズ食いに間違えはないけど(笑)。ドイツに近くなると、ジャガイモものすごい食うよね。で、パンがまずくなるわね。フランスに近くなると、パンがうまくなるね。で、いも食わなくなるね。面白いもんです(笑)。ポークソテー頼んだら、ものすごいでかい肉が来たのは良いけれど、どでかいどんぶりいっぱいに、マッシュポテトが来た時には、どうやって食うのか見当もつかなかった(笑)。



ところが、ワシら日本人はそんな洋食環境が3日も続くと贅沢なもので、はっきり、飽きてきたりする。日本食のような多様性は西洋の食文化にはないと断言できます。日本人ほど何でも食う人種は無いんじゃないかな?あ、支那人も何でも食いますが、ゲテモノが入るので論外です(笑)。で、ジュネーブとかぶらついて色々探すと、必ずあるのが寿司屋ですな。しかも寿司と焼肉とかセットになっている。ん~これって、日本のお子様ターゲットの食い放題とかのメニューだよね。しかもスイスは物価が高いので、家族3人で寿司を食いに行くと4万近くかかったりするんですよ。おいそれと食いに行けないでしょ(笑)。確かに、日本の職人さんがいるので、それなりですが、まあそれなりです。。
そこで寿司屋で(日本食屋=寿司屋だと思う)安上がりにしようとうどんとか頼むんですが、どっこいうどんごときで3000円くらいするしね。トホホです。1回だけ焼き鳥(NEGIMAと書いてあった)を頼んだら、ねぎまにタレがかかった焼き鳥2本きました。お値段150フランだったような。。。高いのはしょうがないにしても、かかっていたタレが見事にみたらし団子のあれでした。

そんなスイスに最近、ラーメンなんだそうです 。ん~ん、うなっちゃうな(笑)というか、、、やられた! 多分、スープとかフレンチブイヨン系なんだろうな(笑)。鳥ガラとかましてや煮干しとか、あるいは豚骨とか、別物になるんだろうな・・・・と想像しますが、今年の夏でもちょこっと行って食ってみますわ。2年前、グシュタットの中華レストランで食べたラーメンは、スパゲッティの様な温麺のような不思議な味でしたが。で、おまけに、チーズとかふったりして(笑)。食べ物はその国の文化に溶け込んで元の形が無くなっても、それが食の文化です。インドでひたすら毎日カレーを食っていた日々が思い出されます(笑)。でもそれがインドですから。はてさて、スイスのラーメンどうなるんでしょうね。。

ちなみに、3年前スイスに行った時、ジュネーブの食の多様性に驚いて、「スイスオリジナルラーメンでもやったらいけるんじゃないか?」と小学校を出たばかりの息子と訳も解らず笑って話していた事が現実になって、あ~、またまた新しいビジネス逃した(笑)。発想ははいつも先取りで、実現する根性のない典型的なB型でした(笑)。
もう何度も同じ事経験してマスです。誰かワシに投資しませんか?

Posted: 水 - 4月 16, 2008 at 12:35 午前        




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