反対の賛成は反対なのだ!


素晴らしい番組をありがとうなのだ!

今日、またしても(笑)NHKの話題。。。NHKの番組プレミアム10「赤塚不二夫なのだ!!」を食い入るように見ました。紹介してくれたカフカ的K氏に感謝です。(そう言えば、このあいだ頂いた寺山修司等身大パネルは、スタッフが余りにも驚くので研修室へ上る階段の踊り場に張り付いています(笑))

いつも思うが、赤塚氏のマンガの出会いは幼稚園にさかのぼるが、昭和41年ころ小学校1年か2年の時に少年サンデーを買って見た「おそ松くん」に、心奪われた1人なんですよ。その頃から彼の天才の術にすっかりはまりこんだワシです。「おそ松くん」のギャグが「天才バカボン」でナンセンスになり、「レッツラゴン」でシュールに変化した、まさにその時代をワシらは駆けてきたような気がします。
あえて言わせてもらえば、パパは「天才バカボンのオヤジ」と言う単行で、まさしく寺山になり、中に出てきたカメラ小僧の紀信くんとのやり取りで、ワシは実存主義を学習させてもらったのは、決して言いすぎじゃあない。芥川の杜子春に紀信君とパパの台詞をからませ、実存を考察したらたら、デーリー東北の感想文コンクールで賞なぞ頂き、ワシの文学スイッチはこの時入ったと言っても過言じゃぁない(笑)。そんなワシにとって、今日の番組や、このサイト は最高なのだ!!
ペーソスギャグの原点であり、人物描写ギャグのシュールな天才だと、ワシは基本的に相当尊敬している。あ、手塚氏の次かな(笑)。




で、またまた話は飛んで、東京の行き帰りにiPodにコピーしておいた映画2本。カフカ的K氏の借り物。
一つは「アオグラ 」。この映画の舞台は七戸、十和田、三沢の昭和40年代初期。おおぉぉ、ワシの時代と生息地そのまま。これすべてワシの原風景! 絵に出てくる神社は「天王神社」まさしくワシが小学生のころの一番の遊び場。おっ、この住宅はミッチャンが住んでた町営住宅じゃないか(笑)。設定では十和田駅になっている南部縦貫鉄道の七戸駅はワシらの庭だった。。七戸で開業しているTKT歯科のTKT先生はこの駅のすぐそばで、七戸の城南小学校の同級生。撮影ロケが来た時は燃えたろうね(笑)。公式サイトの後ろに見える八幡岳がワシが毎日見ていた山なんだ。出てくる景色、街並み、すべてワシのガキの時代そのままかな。まあ、舗装道路は極端に少なかったから映画じゃちょっと・・・・・御愛嬌か。

もう一つ「クワイエットルームにようこそ 」。。内田有紀に感情移入したワシはバカボンパパなのだ(笑)。と言うより、ワシは誤解していたが、内田有紀はカワイコチャン女優じゃなく本物になっていたんだなぁと。「う○こ」と平気で言える、ワシの最近の一押し女優ー蒼井優はまあそれなりのはまり配役なので少し残念。大竹しのぶは、、いい感じだね、さすが。
ココで話題は大きく輪廻する!なんとこの監督は演劇界の鬼才松尾スズキ氏なのだが、冒頭の赤塚氏の特集番組でニャロメと会談している(アニメ・ニャロメ2008)ニャロメを尊敬する氏こそ、彼なのである。
あぁ、何と言う本日のブログの偶然!  む~、、、何かいい事起きなきゃいいが・ナノだ!!

 

Posted: 金 - 5月 30, 2008 at 12:36 午前        




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