いつもの青森


書類めくりの始まり始まり

月例の書類めくりで青森市へ。今回は車で。。。行き帰り、色々な事を考える良い時間です。将来自分はかくあるべきか否か、、なんて真面目に考える良い時間です。先日浅草で一緒だった横浜の工藤先生(実名)は、真剣にこれからの事を考えていました。歯科の仕事は天職だと思っている。これ、ワシも同じ。しかし、近い将来北海道は十勝で小麦農家をやりたい。出来ればジャガイモも、欲を言えばホワイトアスパラも。。。。何と言う事でしょう。都会育ちのひょうひょうとした彼がココまで真剣に考えていたのには驚きでした。是非実現してください。
ワシはと言うと、、やはりこの仕事は天職だと思っているだけに、他の仕事は余り考えられないし。。出来るなら、発展途上の国に行って、日本の優れたシステムを還元したいと思っている。発展途上のアジア(アラブ含む)は非常に魅力的(中国除く)。でも、もうそんな余力はないのかなぁ。。

東京の行き帰り、またまた見た映画2本。一つは「ユメ十夜 」。む~、はっきりいって、つまらない。オムニバス形式の10人の監督からなる短編だけれど、奇抜さを狙いすぎて、というか、他の監督を意識しすぎてか、非常につまらなくなっているかも。辛辣かもしれませんが、途中で飽きてきてしまって。。。。何も残らない映画でした。
次に見たのが「酔いどれ詩人になるまえに 」。米国、ノルウエーの合作なんだけれど、大好きな「キッチンストーリー 」の監督ベント・ハーメルの作品。世の中こんなだらしなくても、何とかなるかな、と思わせる、「だらしないとはこう言うものだ」という筋の通った(笑)作品かな。どんなにだらしなくても、何となく信じている一つの生き方の背景に、彼(チナスキー)の場合は、「書く事」があったわけ。いや、生き方を信じているかどうかは別なのかな。真面目に働く事がむしろ罪悪に見えそうな、そんな危うさを父親との会話の中に見つけましたよ。でもさ、感情移入するには、、、、だって常に酔っぱらってるから無理かも(笑)。ま、面白さはキッチンストーリーのが上ね(笑)。しかし、さえないヒトを撮らせたら、やはりこの監督ですねぇ。。。。
余談ですが、チナスキーのだらしなさが、浦安鉄筋の大鉄 とダブったのは、、、、もしかするとワシだけか(爆)。

Posted: 月 - 6月 16, 2008 at 12:14 午前        




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