休息


連日の青森の後は、慌ただしい必要な雑用

あれよあれよという間に、一週間が過ぎますね。連日の青森帰りの夜、中学の同窓会の相談で集まったのはいいけれど、その後痛飲。。やれやれ、またやっちまったかと、、、明け方夢を見た。。キャンプの夢。非常に寒いのを我慢して寝ている。テントの外から誰かが執拗につつく。・・・・で、目が覚めた。その後とても体調が悪くなったのは、寒い思いでキャンプして寝てたからか(笑)。
久しぶりに、何か得体のしれない黒っぽいもやもやしたものが、体全体にまとわりついて、ワシの動きを激しく抵抗するのではなく、空中と水中の中間のようなじんわりとワシの動きを抑制し、加えて息苦しい。。。。これは・・・・風邪だな・・久しぶりだけど。

こんな時は、どっぷりと寝るに限るのだが、どうやらそれも許されないか(笑)。龍仁がサンクトペテルブルグから帰国。祖父達への土産はマトリョーシカ 、うん、これしかないね。ワシへの土産はインペリアルウォッカ。うんうん。女房殿へはエルメス新作スカーフ。なるほど。素晴らしく美しい町と言う事でした。いずれ訪れて見たいものです。

さて、この町サンクトペテルブルグはかつてのレニングラード。帝政ロシアの時代の想像を絶する貧困と差別は、膨大な貴族の財産を産み、結果、この町の素晴らしい帝政ロシアの文化遺産は見るものを圧倒します。しかし、この貧困にぶち切れた平民で、ロシア革命の二月革命、十月革命の中心地となります。
実は、この具合悪いあいだにフト見たテレビに「共産党員の大幅増加」というニュース。貧困格差が共産党入党への引き金か・・・なんて、冗談じゃないでしょ。日本の格差なんて、今のロシアやましてやこのあいだ行ったインドに比べたら、何もないと言うくらいの格差じゃない。なのにこうしてあおるマスコミの姿勢の本当の意味は??
と言う事で、何十年ぶりに読んだ「蟹工船」・・・・流行っているんだとか。。。確かにこれを読めば、今の格差なんかどうという事ではないと気がつくか。で、続けて読んだ「罪と罰」ドストエフスキーの名作だが、根底の思想は格差社会と貧困か。で、調子に乗って「カラマーゾフの兄弟」。やれやれ、この数日で、何十年も前に読んだ本をまた読み返しました。あ、今度はマンガだけど(笑)。で、最後に島崎藤村の「破壊」。



この連チャンで、ワシの脳みそはすっかりえせ共産主義者になってる(笑)のだが、共産主義が平民を救うのは夢の話。世界中のどこの国を見ても失敗してるじゃないですか。共産党の小池氏が「日本共産党は違う」なんて言うけれど、所詮共産党なんです。何故共産主義が破綻するのか。。人間性善説の共産主義がいかに脆いかは、恥ずかしけれど人間の本性としての根本。つまり、現実は、世の中かしこいそして良い人ばかりではないと言う、いかなる母集団でも避けられない社会科学の話を思い出して欲しい。アリの世界から、猿の世界までゼーンブ。。

お祭り騒ぎの9条を守る会もそうだが、彼らの騒ぎの横にある横断幕には「繰り返しません」なんて言う広島の言葉が書いてある。これは自虐インテリサヨク日本人にはこたえられない文句なのだろう。原爆落としたり、一般人を無差別空爆したのは米国なんですよ?日本人がバカな戦を起こしたから罰が当たったと言う、いかにも善人顔した9条の会はヘドが出ます。ワシらのじい様やひいじいさま達がバカだとでも言うのか?おい。そのバカのおかげで、今賢いとでも言うのか?

Posted: 月 - 7月 28, 2008 at 06:03 午後        




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