これでいいのだ


はんたいのはんたいはさんせいのはんたいなのだ?!

もしかしたらと、知り合いのブログを数件次々に回ると、大半が赤塚氏への合掌記事でした。ギャグマンガと言う新ジャンルを開拓した氏の偉大さはこう言う所でも如実ですね。ギャグマンガの後ろに隠れているペーソスもまた、ギャグ哲学とも言うべき崇高な思想だったからこそ、ほとんどの年代を超えて今に生きているのかなと考えたりします。面白ければそれでいい、、だけじゃなかった所が、氏の偉大さなんですね。
小学低学年の頃、サンデーを買ってきて「おそ松君」を見て、なかなか笑う事が出来なかったのはワシだけではないはず。しかし、何度も読み返すうちにその面白さで腹を抱えて笑い出すのです。その笑いには、摂理のあるいい加減さと、規則正しいでたらめが、本当に小気味よくミックスしていましたなぁ。ワシもこのブログで何度となく赤塚氏を絶賛していたのですが、理系のワシが文系に目覚めた氏の功績は、ワシにとっては偉大です(笑)。

そんな、、面白ければそれでいいのだ、といいつつ倫理を持っていた氏のギャグに比べ、最近のテレビの節操無さに皆さん気がつきますか?ココ数年、広告収入が激減している各局は、朝っぱらからパチンコやパチンコ台の会社のCMを垂れ流していますね。金さえ入れば何でもいいのですな。小一時間で下手すると1万以上は使う時さえあるパチンコスロット業界のCMが、朝や夕の子供たちの時間まで当然の娯楽のように垂れ流すそんな各局に、偉そうに政治や世間のコメントをする資格などあるのか?と。近ごろのマスメディアは狂気で、いつでも凶器になりますよ。モラルをなくした売れればいいだけのプロデューサーが、「テレビじゃ何言ってもいいのですよ。」( TBS朝ズバ、武井プロデューサー)と言うモラル無き暴言を吐き、良く良く考えたら、坂本弁護士を殺したのはTBSじゃないか、、と言うのを思い出しました。
まさしく、大衆に私物化された凶器。

が、しかし、達観したバカボンパパはどんなタイミングで言うのだろうか、、、「これでいいのだ!」
本当に世の中、おかしいぞ。

今日、一番若い衛生士との会話。雑談の中で、、ふとしたきっかけで・・・・。
「ワタシ、、患者さんに、様、を付ける感覚が理解出来ません。」
「同感。患った人に何故わざわざ様を付けるか分かるか?その後ろに隠れているお金に様を付けているんだそうだよ。患者に対してそんな失礼な話があると思うか?ワシらは患者さんでずっと行くからね。」
こんな単純な事を理解出来ない同○者が大勢いる限り、ワシらはリッパに仕事が続けられる。医療機関にとって患者は本当に大切なのか?その人が大切なら理解は出来るが、患者は出来るなら患者ではない方が本人は幸せではないかと、しばし議論したのでした。
患者さんの○○様・・・なら百歩ゆずって分かるよなぁ。(様議論の詳しくは・・横のアマゾンでワシの名前を検索(笑))
ワシの医院の、哲学的こだわり(^_^)v。。。。。。

Posted: 月 - 8月 4, 2008 at 11:35 午後        




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