物置の整理


20年が凝縮していると言っても過言じゃない

今日久しぶりの何もない日曜、駿が古着屋に古着を持っていって換金して来てくれると言う事で、我が家の奥の奥の間、禁断の開くけれど開かずの物置と化した全く窓の無い、整理部屋を徹底整理してみました。広さは6畳程。最初に飛び込んできたのは、段ボールに山のように積まれた古着。これを掘り出す作業から。こう言うのって、昔勤務していた梅ちゃんとか得意なんだよね、物すてるの。その山の陰に、岡田先生が何年か前、新郷村の実家から持ち出した秘伝のどぶろくが姿を現して、お~、忘れていた!!む~、これってまだ飲めるのかな?そのまた陰に何か細長い段ボール箱。そのスキマから何やら得体のしれないツルがはい出し周囲にまとわりつこうとしたらしい痕跡。な、ナンナンだ?これは。恐る恐る箱を明けると新聞紙にくるまれた化石となった長芋が9本出現してきた。まるで漢方薬に使えそうなくらいかりかりに乾燥していた。。。。

ワシに何かで送っていただいた方、、、粗末にして申し訳ありません。埋もれて忘れちまったんですm(_ _)m。そんな中、段ボール箱やタンスから次々と出現する懐かしい子供服の数々。みんな覚えのある物ばかり。本当に小さなパジャマとか、コイツラが毎日来て寝ていた物だから、しかも寝せるのが大変だったから、それはもう良く覚えのある柄ばかり。本当に小さな靴下、本当に小さなシャツ、よだれで汚れたセーター。何か2人の子供を一生懸命育てていた今まで20年間の自分達の光景がよみがえり、そうなんだよ、子供はみんな小さくて純粋で可愛いんだと、今さらながらあの時あの瞬間が思い出されて目頭が熱くなってしまいます。女房殿と片づけながら、でもさ、大きな病気一つせず、それこそ何よりも換え難いいい子供たちだったと思わないかい?などど、あん?そう言えばまだ龍は16歳だから、実に年寄りじみた会話もまだ早いか(笑)。

がらくただかナンだかわからない物も次々出現するのだけれど、ワシは物をすてれない典型的なB型の男。どんなものにも微かな愛着に似た思いがあるようですてれない。ところがだ、女房殿はA型の女。すてるすてる(笑)。ナンか悲しい(笑)。結局本日、思い出と共に古着屋やリサイクルショップに行ったこの20年の痕跡は、わずかな本当の思い出の洋服を除き80キロ近くになった。しめて5000円なり(笑)。

整理も終盤に入る頃、部屋の片隅から出てきた小さな箱を開けたらそれはもう驚き!いったい何時の物なのか見当もつかないビーフジャーキーが多数発掘された。。海外の土産と思うので推定では13~14年経過している感じ(笑)。



中身は粉を吹いているが、これは肉のグルタミン酸などのうま味成分だと思う。一つ開けて食ってみると、かちんかちんの石のようになっていて、ジャーキーらしからぬ、パキンと割れた。食う。う?ん?結構いける(笑)。この際だから地球最後の日が来るかも知れない未曾有の事態の時、こんな食い物もあったねと、泣きながら食えるように取っておく事にした(笑)。
普段使わない筋肉を酷使した所為か、現在、足腰がひどく痛い(笑)。情けない。

Posted: 日 - 2月 15, 2009 at 11:15 午後        




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