今週は短かったなぁ


毎日送別会じゃないの(笑)

東京から帰り、歯科医師会の社保委員会を皮切りに、一日置いてHERZ会 。このワシらの勉強会は始まりはHP の初めて物語を読んでもらえばいいけれど、今じゃ研修医や新人ドクターの寄りあい所(笑)みたいになって、本来の若手と年配者のスキル差を少しでも少なくしよう!と言うのは少し陰をひそめてしまったかも知れないな。だって最近はそれなりの先生方あんまり参加しないもんね。その若い衆10人以上で退職する中村先生を送別会。次の日木曜ははワシら家族が送別会をセッティング。その後軽い飲み。今日は今日で青森書類めくりの後、八戸衛生士学校の講師会議。う~ん多忙(笑)。

当の中村先生は、ワシの知っているところも知らないところもまあ、毎日が送別会状態じゃないかな(笑)。八戸に来て一番すごい毎日と思う。それは身体がと言う事じゃなく、精神的にと言う意味で、八戸にいた2年弱と言う短い間に、いかに多くの人達といかに多くの気持ちを共有したかの証だったりするわけで、流れが速い首都圏の中では決して経験する事の出来ない事なんだと思う。

ところで、入れ替わりのように新しく来た松館先生は、高校大学がワシの後輩というドクター。例えば昨晩、待ち合わせした患者さんと少し飲みが入ったのですが、そんな状況は想像もつかないと言う事を行っていたんだけれど、それが地方都市の実態で、親密な関係が医者と患者のあいだには介在する時が多いんですよ。ね、適当に手を抜くなんて考えられないじゃないですか。いかに患者さんに感情移入するかが、地方都市で医療人として生き抜く事に必要不可欠な事だと。

一般的に、患者さんが多いとか少ないとかそういう事に一喜一憂しなければならない今の歯科業界の憂いは、実はこう言う本質的な事を忘れてしまった事に一番の原因が隠れているんだと思いますね。中央からきた知ったかぶりの経営コンサルや、ワクワク楽しい生き生き歯科を創ろうよとか、あのね、その前に真摯に向き合う歯科医療をちゃんと理解してからにしようよと(笑)。どうもなぁ、最近は自分だけよけりゃいいよと言う世の中の風潮を、歯科医師自身が実践していたり、医療哲学も地に落ちたと周囲に思われても仕方の無い事が多すぎるもんなぁ。。。。

ま、そんじゃ今日も行ってくるか・・青森(笑)。。

Posted: 金 - 6月 26, 2009 at 09:51 午前        




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