ロシアと言う国


去年今年と、次男とそのGFが行き来したけど・・・・・

次男のローザンヌの学校のクラスメートにロシア人の女の子がいて、昨年の夏休みサンクトペテルブルグに招待されたわけですよ。その時から実は、ロシアと言う国が解っているようで解ってないなと感じるようになりました。息子は観光目的の個人旅行になるので、旅行社のツアーではありません。この個人旅行のビザ取得がまあとにかく面倒。あなたは誰だ(まあこれは当然(笑))から始まって、観光旅行の目的。うははは、観光だってば。何故来るのか。だから観光だってば。何しに来るのか、観光だってば。そんな妙な質問と共に、サンクトペテルブルグの引き受け先の、いわゆるGFの一家の詳細と承諾書と当然サインが必要。
結果、おりたビザは、場所限定の日にち限定。ま、当然だけれどね。しかし、ここまで面倒だとは思っていなかったもので。

ワシが個人的にビザを申請して行った初めての国はインド。結構すぐに発行されて、期間も半年、場所も特に限定されないのと比べるとね。ビザの面倒くささは、その国がどれだけ自国を信用しているかだと思うんですよ。例えば超インフレで有名な(笑)ジンバブエ人が日本のビザを申請しても多分1年近くは待たされるんだと聞きましたが。そういうもんです。スイスとか日本を完全に信用してるんで、ビザ無し顔パスですもんね。

さて、今度はロシアの彼女やその兄ちゃんを入国させるのに、これまた手間がかかる。始めのうちは割と簡単に考えていたんですよ。だってこんなに近い国だしね。個人的なロシア入国の面倒さは、かつてのソ連の入国管理法的な名残だと勝手に思っていたんですね。ところがです。我が国もえらい!ロシア人の個人入国は非常に厳しいのである。そうこなくっちゃ(笑)。調べれば調べるほど書けば書くほどものすごい事になってきたので、「ロシア人入国手続き専門」と言うサイトを発見(笑)。すごいもんですね。怪しい臭いプンプンですが(笑)ここにお願いして、必要書類を書き込んで問題なくビザはおりたのでした。まあ、若いロシアの女性を入国させる管理が非常に厳しいのは、社会回りを見てると(笑)何となく理解出来ますわ。ワシの年収とか聞かれたけれど、年収が低いとビザはおりんのだろうかね??

サンクトペテルブルグでは、何処に行くにも彼女の家のボディガードが数メーター後ろに常に付いて歩いていたと聞いて、じゃあ、八戸でも、、、、なわけないし(笑)。基本的に物騒なのはロシア。日本はあり得ないでしょ。治安が悪くなってるとか、以前より危険だとか言っても、どれだけこの日本がおとぎの国か。。格差と騒いだところで、どうにもならないのはどうにもならない(笑)。何をそんなに騒ぐのか日本のサヨク諸君。
彼女ん家に別荘がいくつあろうが、我が家が職場の2階のつつまし住居だろうが、しょうがないでしょ(笑)。これはおかしな事なのか?共産主義じゃないし、ましてや社会主義を切望してるわけじゃないし。ロシアこそ共産主義の裏側の実はとんでもない格差社会をひた隠しにして、権力のあるものだけに力も富も集中させたじゃないですか。
帝政ロシア時代、贅の限りを尽くしたサンクトペテルブルグのエカテリーナ宮殿を前に、「余りの贅沢にむかむかする」のは筋金入りの左翼君(笑)。普通は心が震えるほどの感動を覚えるはず。その荘厳なる美しさは類を見ないでしょう。この激烈な格差がロシア革命の元になっているかのような印象を受けますが、当時の人々はそう思っていない人も沢山いたわけです。結局元に戻るところなんか、何だかねぇ、、、と言う感想でしょ、左翼君(笑)。

ちなみに、久慈の琥珀博物館に連れて行きました。妙な連携が生まれましたが(笑)、館内にある地図、、、サンクトペテルブルグの地名がレニングラードのままはどうかと思いますよ(笑)。





Posted: 火 - 7月 14, 2009 at 05:36 午後        




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