いやぁ〜たいへんだぞ


明日は青森土曜は山形

餌の、、、旨い酒と旨い蕎麦につられたばっかりに、土曜の山形の講演会のブツは表紙が綺麗に出来ている他は、どうにもこうにも(笑)。明日は書類めくりで青森で、八戸に帰ると例会だし、明後日は沖縄からのMYST先生が勉強がてら見学に来るからやはりお酒ぐらいはね(笑)。てことは、当初の予想通り、インドインプラント仲間のOKD先生が山形まで運転してくれる間の4時間のあいだにやっつけることになり、これはさすがに楽しみだ(笑)。動く車の中で大丈夫だろうか?というか、電源は?MacBookAirの電源はどうやって確保しようか。。。。む~、オートバックスだな。

口腔内の写真を自分で撮ったり管理したりしているわけではないので、結構人前にさらすには勇気のいる写真が数多く出てきて(笑)そりゃ楽しい。だからなかなか進まない。かつて結構頻繁にあちらこちらでプレゼンしている時の自分って、臨床を目の前にして「あ、これは使える」だの「あ、これは珍しいから対象になる」とか「こりゃすごい!うまくいってる!」なんて、患者にしてみればいい迷惑なことを平気で「歯科医学への貢献」なんて詭弁でかっこつけてたような気がするなぁ。それはそれで、自分自身への評価が厳しくなるわけだから、患者も絶対に不利益を被ることはないけれど、、、、ま、好きな人はがんばってください(笑)。
それにしても、ワシのこのインプラントプレゼンブランクからの復活は自分でも楽しみですよ。さあ、勝負は山形までの車中(笑)。なんてことをかいてる間に造れっての。

じゃあどうして、特にインプラントに関してのプレゼン造形が希薄になったのかというと、どうにも世の中がインプラントが目的になってきている事への嫌悪感ですね。ワシは軌道修正してある時期「インプラントは手段」という事を言い続けたことがあるけれど、新しさがないため全く受け入れられなかった。米国はインプラントを目的にしないと商売として成り立たないという悲しい現実があり、どんなえらい教授が偉そうなことを言っても、結局自分の研究がどれだけビジネスに直結するかが大きな鍵で、そのことをワシは「毒」と言い続けた。米国は商売の国なんだよとね。これが要するにハウツー学会&セミナー。最悪。

ワシは別にただでインプラントを行っているわけではないけれど、選択肢として通常通りの方法だし、あるいは断ることも多々。対応するべくの技術の問題じゃなく患者の意気の問題。今風な強烈なアピアランスを求めはしないし、20年前の自分のインプラントを否定もしない。一つ言えるのは、自分の20年の臨床の上に立ったインプラントに対する考察だけで、それは誰が行ってもそうかと言えばそんなことはない脆弱な科学物だったりする。
だから、インプラントをはじめて3~4年の先生が、数ヶ月の海外帰りで博つけて偉そうに語られるとむかむかするので、顔を出す機会が減ったのかもしれないしね。加えてそういうやつを拾い上げる相応の年配の先生も信用できなくなるしね。
ま、ビジネスでしょうから、いいんでないですか?そういうビジネスはワシはどうでもいい(笑)。違うビジネスなら興味あり(笑)。

あ~、少しは進めておこうか(爆)。

Posted: 水 - 8月 19, 2009 at 11:31 午後        




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