googleと中国


中国から撤退するかもしれないと、、、そりゃそうだ

あのGoogleが中国から撤退するかも、、との報道は、驚くより先に「やっぱりね」だったでしょ、みなさん。Googleが本格的に入り込んでくる以前から、中国国内でインターネットの検索をすると、中共に都合の悪い事や都合の悪い歴史事実は全く検索されなかったり、思想的に反共産主義な事項だったりすると、逆にIPアドレスを追いかけられたりと、近代国家としては全くふさわしくない「近代的検閲」がまかり通っていた訳ですよ。自由主義陣営でいち早くそう言う検閲に逆に迎合したのがMSと言う噂です。今回の件を検証すると、何かGoogleは金儲けより自由主義思想を重視して、MSは言論の自由な社会より金儲けを選択したんだろうなという感想を持ちますね。
僅か10数年前に、ラリーとセルゲイが作ったこのエンジンの真の目的は何だったのか、そしてそれをまだ忘れずにいる強さに、何か応援したくなりますね。それに引き替え、MSの思惑は、米国の一番嫌な部分を見ているようで、ま、その通り(笑)。ワシがMS製品を全く使わない理由がこういう所にあるというわけですな。

よく考えてほしいのだけれど、中国という国は、自分たちの代表を選挙で選ぶというような基本的な民主主義が根付いていない唯一の大国だと言うことですよ。指導者や幹部はお金とコネで階級が決まるので、賢いから指導者になれるわけではないのですよ。つまりそう言う部分を目隠しするためには情報の操作がどうしても必要になるわけで、今回の検索エンジン検閲等という前代未聞の愚行や、ターゲットに対してのサイバー攻撃など、「何が悪いのか?」と言う感覚だと言うことを忘れてはいけないでしょう。
共産党幹部のご機嫌取りのために、枯れ山をペンキの緑で塗った大馬鹿事件などまだ記憶に新しいのでは?(笑)

そんな国からなぞ、とっとと撤退してやるというGoogleの意志は素晴らしいと思います。まあ、確かにこれから国家間の調整でどうなるかは分かりませんがね(笑)。米国政府も今回の件に関し中国政府から話を聞く準備があると聞いておりますが、まあ、都合の良いように嘘ばかりでしょう。
そんな国にひたすら頭を下げてペコペコ外交を助長する民主党の外交政策に、あきれているのはワシだけではあるまい。仲良くすることと、何を言われても(戦前の嘘とかね)何でも許して(中国人犯罪の凶悪化とかね)見てみないふり(毒餃子とかね)をすることは全く違うことだと知らないのでしょうか?

あ、こんな事を書くと、今度は3度目の中国サイバーテロにあうかもなぁ。
うちのサーバーそのたびに新しくなっているけど。。。。(笑)。

Posted: 土 - 1月 16, 2010 at 05:35 午後        




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