公聴会


まさしく、政治パフォーマンス笑~

米国らしいと言えば米国らしい政治パフォーマンスショーですね、トヨタの公聴会。昨年のビッグ3の公聴会でも、「この中で民間機でここまで来た人は手を挙げて」で、一人もそんなやつはいないのを知っているのに「帰りに自家用機を売却して民間機で帰ろうと思う人は手を挙げて」、うははは、さすが笑タイム。ビッグ3のトップと言われる人達が、とんでもないお金を手にしているのはアメリカンドリームだし米国とは拝金主義のそう言う国でしょ。で、この質問は反感をあおるにはもってこい。公的資金をつぎ込むための心構えみたいなものが欠如している事をさらすため以外何の意味もない発言。まあ、ワシら庶民方はニヤニヤ面白いけど。

で、今回のトヨタの事件ですが、ビッグ3よりはまあまあ易しかったかもしれないけど、公聴会が終わり、USAトヨタのディラー達から励ましの言葉に、最後に泣くなよトヨタの社長(笑)。しかしなぁ、出来レースとの見方もあるらしいけれど、重箱の隅をつついてあれこれ引っ張り出すのは、何か色々な仕返しのような。。。。。

例えばリーマンショックのきっかけを作った住宅貸し付けで、そのローン中の住宅を担保にみんなこぞって買った車がトヨタ。同じ値段なら当時の円安から来る車の価格は、他のアメ車とは比べられないくらい機能も装備も充実。ものすごく売れていたですよねトヨタ。その好調な状況を維持するためにはある程度の円高が必要で、政府介入までさせたんですから。で、次に来たプリウスの爆発的人気。なんかアメ車勢はむかむか。で、関係なさそうで大ありの普天間問題。次々にやってくる日本のアクシデントに、トヨタが人身御供になってかぶった感じかな。まあ、それでも米国だけでも20万人の雇用があるんだから、人身御供としては申し分無しで、他の弱小には影響ないというか、トヨタの太っ腹というか。さすがです。

猫を電子レンジで乾かそうとする人がいる米国でっせ。トヨタ車のトラブルが果たしてみんな、とよたのせいなのかなぁ~(笑)。

Posted: 木 - 2月 25, 2010 at 11:41 午後        




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