雪の青森


県内でも驚くほど違う雪の量!

火曜水曜と、青森での書類めくりのお仕事で一泊しました。快晴の八戸から新幹線に乗って約15分すると十和田七戸駅に着きます。おぉ、雪が沢山あるね。その後八甲田の長いトンネルを抜けると猛吹雪でした(笑)。青森はすごいですね。
青森県民感情としては、八戸にこれっぽっちも雪がないなんて考えたくもないらしい。八戸以外の地域はそれなりに雪があり、それが青森県だったりするわけ。特に青森市などは年間の除雪予算は50億くらいかな。春になれば消えて無くなるモノにこれだけのお金を毎年計上しなければならないというのは、大変な損失と言わざるを得ないわけでして、これが県民としては残念らしい。加えて、毎日のルーティンとしての早朝の雪かき作業や、屋根の雪下ろし作業などが全くあり得ない八戸地方が本当は羨ましいのだけれど逆恨みして紛らわせるしかないわね(笑)。

これが産業構造にも大きく影を落とすわけでして、青森はいわゆる行政都市。県庁とねぶた+観光以外これという産業は見当たらない。弘前はリンゴ+米しかないかも。八戸はそれに比べ、かつて小中野ぜんそくとか、四日市ぜんそくのジュニア版的公害があったように、基本的には新産都市ですからねぇ。加えて昭和40年代後半は八戸港の水揚げ高は日本一を何年も更新し、ワシの持っている社会図鑑には近代的漁港の例として八戸の港が載っている。そうでなくとも、イカの水揚げは今でも日本一を誇り、販売こそ商売上手な函館にイカイメージを持って行かれてはいるけれどそれなりなんです。

まあ、県内で八戸が一番元気があることは確かなんだけれど、八戸以外の人はどうもそれが気にくわないらしい(笑)。県民税を八戸が一番払っていることも隠し通す県庁だもの(笑)。で、県の箱物は八戸にはほとんど無い理由が、こういう所に隠れているのかも。ドクターヘリもそう。県が八戸に置きたくない一番の理由は、、、、理由なんか無い感情なのでしょう(笑)。

さて、新幹線でいろんな奴が来ます。帰り際、立ち食いそばに入りましてそばを食っていた。明らかに東京モノとおぼしき40代の男の人が来店。
「いらっしゃいませ」
「はいこれ」と食券を出し「あと、おいなりさんある?」
「すみません、品切れなんです。もし良かったらお向かいのお弁当屋さんからおにぎり買ってきて此処で食べてもかまいませんよ」
「・・・・・・・・・・」
一寸して、、「お待たせしてすみません」
と天ぷらそばを持ってきた。
「何これ?何これ?なになになに、何これ?」
と持ってきたそばを指さす。困惑する店員。
「何か入っていますか?どうしました?」
「なになになにこれ?なんだこれ?」
こいつ、これしか言わないので、隣で喰っているこっちもうるさくて気分悪くなる。
「あの~、頂いた食券はこれなんですけど。。。」
「なにこれ、さっきから作り置きしたそばじゃないの?持ってくるとき何でそんな顔するのよ」
「えっ?顔ですか??すみません」
「作り置きでしょこれ。」
「とんでもない、おそばは作り置きできません」
「さっきからそこに置いてあるじゃん」
「これはおそばの上にのせる天ぷらなんですけど、天ぷらは作り置きですけど?」
「・・・・・じゃあ何でおそばはできたてですって言わないの」
「申し訳ありません、気が利かなくて」
「田舎はしょうがねぇなぁ」

こんなやりとりを、ムカムカしながら聞いていた(笑)。うははははははは、こいつバカだね(笑)意味わかんねぇ(笑)。そば屋に入って「そばの作り置き」はないだろ。しかも、立ち食いで(笑)。純粋なそば屋はかわいそうだよね。だってこいつ、今まで、相手が悪い事する前提でしかモノを考えられないから、あるいはかつて自分がそうだったから、こう言う事を言うわけだ。地方都市のそばやなんぞ善意の塊だよおっさん(笑)。もっと変なのが沢山流れてくるんですよ新幹線って。。。。。。
吹雪の青森を後に、やはり快晴の八戸に着いたのは24分後でした。。

Posted: 水 - 1月 19, 2011 at 05:32 午後        




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