IPアドレスすっからかん


そういえば、初めてJPNICに登録したのは1995年だった

個人的な話で済みません。。。。。わしがグローバルサーバーを立ち上げドメインを取得しJPNICに登録したのが1995年でした。個人情報保護法など無かった当時は、検索すると何処の誰が何と言うドメインを取得しているか手に取るように分かったので、一覧表を印刷して眺めていたものでした。つまりIPアドレスの何処から何処までを何処の企業や団体が使っているのかという一覧表ですね。
当院もISPを2度3度変えた所為もあり何度かIPアドレスを変更しました。そのたびに、早く登録しないと無くなるよ、と言うアドバイスでした。現在のIPv4では43億アドレス使えるわけだから、そんな未来のことまで心配したってしょうがないよ、、と思っていたのですが、2月3日、米国の総元締めICANNが「本日朝ですっからかんでっせ~」と言うプレスリリース。とうとう使い切ったわけですな。インターネットの歴史に残る一日となったわけです。これからはIPv6と言う無限関数で管理していくと言うことになります。

ワシは強烈な自然回帰推進派です(笑)。しかし、インタネの世界を否定はしません。現代社会がある意味これで成り立っているのも事実ですから使いたおした方が得だと思うからですね。しかしですねぇ、こんなIPが枯渇するほど繁栄しているネット環境なのに、自分はまだやりたくないとか自分は分からないからそういう物を組織運営に入れ込むのは出来ない人への差別だとか、そんなおかしなことを言う人がワシらの業界団体にも多数いるんですね。
ワシは、やらないことがダメと言っていないんですよ。出来なきゃ出来ないで良いじゃないですか。それをおかしなコンプレックスとして差別だと声を荒げる方がおかしいわけで、どうかしてますね。そこに参加したいと考え、努力している人にとっては、そういう人達のくだらない発言自体が自分達への差別だとカンカンです。そりゃそうです。努力したんですものね。

IP枯渇で何が起きるのか、コンシューマレベルのワシらには実は関係のないことで、企業国家間戦略や軍事的に少し困ると言うだけ。でもそれも解決済み。そんなご時世に、コンプレックスを抱いた少数剣呑派の異常にでかい声が、どれだけ情けないことかもういい加減気がつくべきなのに、我が業界の一部にあきれますw(笑)。差別されている訳じゃ無いことは、そういうアナログシステムも平行して動いていることは、実は自分達が一番よく分かっているはずなのにね。。
しかしなぁ、43億アドレス、、、、使い切ったかぁ。。。。

Posted: 金 - 2月 4, 2011 at 11:14 午前        




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