歯科の未来


日歯のメンバーを見て、なんか力抜けるし

今日、初めて日歯の執行部メンバーを見ました。新体制で望むと言う意気込みが全く伝わってこないのは、私だけでしょうか。昭和10年代生まれの先生方が、25名中9名、、、昭和20年代前半生まれの先生方が6名。合わせて15名が60歳以上という、まあ、いつもながらの布陣ですか。申し訳ないが、この方々に本当にあと10年15年後の歯科医療のビジョンが持てるのか、はなはだ疑問であることに間違いはないですよ。唯一救いなのは、50代の先生が常務理事に多いと言う事ぐらい。これとて、理事者の仕事の出来無さを若い常務が実働部隊になるだけのいつもの話と言えばいつもの話(笑)。

今回の震災での日歯の初動の悪さも、危機管理体制の無さを必死に言い訳はしますが、まあ、手なずけたマスコミを使って結構こんなにやってるんですよと、実態とは何か臭いの違う出来レースっぽい記事が業界新聞になど載っているものだから、いやいや、現場の患者さんに聞けよと言いたくなるわけです。しかも、困っている歯科医師も患者もが沢山居るのに、地元歯科医師会が自立していないものだから、日歯からの指示待ち、県歯からの指示待ちと言うことで、他県からの応援要請を断り続ける岩手の姿勢も全く報道されないしね。幸い私らの勉強会での救援チームは、良い条件が重なって宮古の歯科医師会に受け入れてもらえたから成功裏に終わり患者さんも良かったのですけれど、他の地区では個別情報調査をすると、う~~~ん、みーんな全然困ってるじゃん!
これどういうなのかワシはもう分かりません。窓口の問題、お金の問題だけなら話は早いのですがね。。。マスコミも、もう少し深く取材をしないと、本当のことが見えてきませんよ。知り合いの記者に電話でもして、業界紙ももっとちゃんと実態をつかむように、でないと、被災者はいつまでも不安じゃないですか?とね。

口腔関連支援物資も、上手く交通整理が出来ていないので、被災者さんから「えっ、また歯ブラシ?」なんて言うすごい事になってます。交通整理の現場に歯科関係者がいない所為ですよ。現場からの御用聞き情報とストック情報、配送情報がマッチしていないという指摘は分かりますが、もちろんそこに歯科関係者がいないために、何が必要かわからないでしょ。でも、これでも必要ないと言い張る岩手に????ですなぁ。

自衛隊や米軍の物凄いミッションを、ほとんど報道しないマスコミですが、左傾化した現政府にここぞとばかりに擦り寄る朝日など大マスコミに似て、談合記者クラブの話の縮小版がこう言う業界紙にも深く影を落としている。レッテルを貼られるのを極端にいやがる典型的なリベラルサヨクがこういうときは本当に邪魔。ワシは個人的に、こう言う時の為にも9条のようなおかしな憲法を早く書き換えて、軍を創設し、直間命令系統を常に維持し今の日本の違う意味での疲弊が、復興の妨げだけにはならないように、一日も早く被災した人々が平常に戻れる様に、ワシも含めて皆、頑張って行きたいですね。。。




Posted: 土 - 4月 23, 2011 at 12:40 午後        




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