MAMORUために


デイープな世界だと思っていたけれど、以外と身近

東京の大手の書店を幾つか覗くと、その時その時のタイムリーな書籍の新刊などを並べた大きなコーナーが設置されますよね。最近は、原発。賛否入り乱れての書籍の山です、、というか以前は反原発関連が多かったんですけれど、最近はそうでもないのかな。きちんと知識を入れて、正しく怖がるというスタンスのようです。いたずらに怖がらせる本はへったようですな。風評とは何故起きるのかという、反原発に関連した、福島原発事故と風評の研究本なども。具体的な風評を一つ一つ検証して、何故こう言うデマや流言が出てくるのか検証しています。

あと最近、東京でも目にとまるのが自衛隊モノ。MAMORUという秀逸な国防雑誌はもちろん、自衛隊の防衛力を正しく検証したり、現憲法と国防という矛盾を如何に理解するか、あるいは改憲する場合どういうことを考えるかなど、左傾化した一時代をやっと越えられる雰囲気で、非常に嬉しく感じます。橋下氏や石原氏が「バカ教員」と名指しするほどの日教組ダメ教員達は、自分の思想を貫きたいなら子供を巻き込んでバカまねせずに公務員辞めろと言う理屈が理解できないでいるのだと。国税をもらいながら、主義主張を通す道理があるという権利はまさしくサヨク。そういえば彼らは、イデオロギーではないと盛んに言うらしい(笑)。サヨクはみんなイデオロギーの影に本質を隠すなと主張し、けんか腰に議論すればイデオロギーにすり替えるなと言う。み~んな同じ主張をする・・と気がついてないところがかわいそうで。自分達は左翼ではないと言うところがサヨク(笑)。
そういう人達がやりにくくなればなるほど、我が国は良い方向に向かうのでは。左傾教育の中で忘れていた礼儀礼節、そして日本人としての心を早く戻したいものです。

反何々は元を正すと、サヨク的行動力がないとなかなか難しい事が多いですよね。ワシらでやっかいなのが反フッ素。「毒」と決めつけて疑わない彼らは、全く聞く耳持たない訳で、何か反原発と重複して残念な感じがします。反フッ素の元締めは日教組。なんだかね。一体何を守りたいんだか。。

TRという後輩があるところに書き込みをしていました。偶然見つけたのですがなるほどと。
「今回の事故の張本人、、、って反対派の人達は言いますが、張本人って?・・・津波ですか?」
「絶対安全とウソをついた、、、と反対派の人達は言いますが、過去何処にも絶対安全って書いてないんですけど」
なるほど、議論の核心をつかんで議論するとはこう言う事で、感情論になりがちな今回の事故を、如何に冷静に判断し、将来どうするべきかを考えるには、こう言う視点が絶対必要でしょう。彼は推進派でも反対派でもなく、冷静に考えて地元の人が一日でも早く日常を回復するためにはどうすればいいかを考えよう、と提案しています。そして、福島がこの先将来どうなることが望ましいか議論しましょうと言っています。
そういえばすごい昔、反対運動に参加していたワシが、全国から六カ所に集まる反核運動の人々に持った嫌悪感はまさしくこれで、誰一人、貧しさにあえぐ六カ所村や青森県の未来をビジョンとして持っているわけではなく、反対運動することが目的の人達ばかりであったことですよ。一緒にいたK先生と、酷く嫌な思いで席を立ったのを思い出します。脱原発は非常に良いこと。しかし何をするにも一定のリスクが伴うわけで、医療人とて「絶対安全」の約束など出来ない。そのリスクの大小で決めてもいい訳で、脱原発に伴うリスクは小さいと思っていない人だって、本当に沢山居るわけですね。

要するに議論するときに感情論にならないように「安全」の定義を先に決めましょうよ。。人に生き死にだったらTR曰く、火力の方が原発の何千倍も人が死んでるじゃないかというわけね。反対派は目を剥いて反撃しそうですが、冷静に定義大事ですね。
ソロソロ脱感情論で腰を据えて議論が必要でしょ。






Posted: 土 - 5月 21, 2011 at 05:42 午後        




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