ギリシャと放射能


今週末から出かけてきます

今週末土曜からギリシャに向けて出発します。EAOもまた、こんなナイスな時期にアテネでのインプラント学会とか、本当にステキ(笑)。なんか、ギリシャってEUに入ってから、もろに米国の毒を浴び、毒をもって毒を制するために、さらに毒まんじゅうに手を出したって言う感じかな。毒を喰らったいじょうは、財政破綻当たり前でしょ。だって働くのが嫌いな人達だもの(笑)。

25年前初めてギリシャを訪れたとき、昼も過ぎるとシエスタになり、道々に並ぶカフェテラスではワインの酒盛りが始まるわけで、そりゃ勤勉な日本人は驚くでしょ。で、午後から働く訳じゃ無いから暗くなるまで町のあちこちで宴は続くわけで、しかも毎日。バスに揺られながら「おまいら、はたらけよ!」と思ったものでした。現地のツアーガイドさんが、一日の平均労働時間は朝8時から12時くらいの4時間かなぁ,,等と言い、羨ましいやら憤慨するやら(笑)。

そういう国民性、良いんですよ、別に。通貨がドラクマ?だったっけ?なら何も問題なし。主要先進国の半分の労働と賃金でみんな幸せだったんだから。でも小市民が小金に憧れてドル建てユーロに手を付けたおかげでこんなですよ。本当にグローバルという名の米国の毒は怖いなぁ。

そんなアテネに何故行くの?と良く言われます。今日もニュースで、大規模デモの報道。ま、何とかなるでしょ。原発風評リスクよりはましだって(笑)。

よく見てるMLでまた、放射能恐怖症拡散希望投稿が目立ってきました。科学的にそれはおかしいと反論しようものなら、驚くようなバッシングの嵐になります。なんか、よく読むと、恐怖症を拡散したい人達の理論の元になっている話って特徴があって、「~と言われている、~と証明されていると聞いている、~と言われていることが実際におきているらしい、、、」などなど、ソースが不明確なままその上にまことしやかな理論を貼り付けて、専門家ではない学者の学術ペーパーではなく(専門家じゃないから当たり前)ただのどっかの信者を集めた話をくっつけてハクを付けて世間に流す。例えば京大の小出氏を崇拝している人は多いが、彼は放射線物理学者ではあるけれど、放射線の生物学的な影響に関する論文は皆無。そりゃそうだ専門外ですから。なのに信者が多いっておかしいでしょ?国会で泣き叫んだ児玉先生はれっきとした医師ですよ。チェルノブイリの生々しい現場に立ち会った過去で心がおののいているから、科学者の発言ではない。どちらも不正確きわまりない。
酷い人はコレに加えて、ロシアの学者の証拠論文とか持ち出すけれど、まるで認められていないトンデモ論文とか、想像力豊かなワシでも書けるぞ(笑)!何なんでしょうね、これ。

定期購読しているイギリスのNature誌の特集、「チェルノブイリからの25年」とてもよく分かりました。恐怖症拡散メンバーは、こう言う権威ある科学誌を否定するんですかね。理系人ならNature誌がどれだけハードルの高い論文を載せるか知ってるでしょ?あなた方が話しているチェルノブイリとは随分様子が違うなぁ(笑)。
脅かすように酷く大きな見積もりをすることが、実際に住んでいる人に必要な事なんだろうかね。サヨク正義は正義を通すために、ウソ捏造作り話、何でもありです。政府発表よりよほどたちが悪い。皆必要なのは科学的な正確な事でしょ。

悲しむべき最大の被害者が、今や日本全国から目の敵にされる加害者にしたのは、あなた方ですよ。

「今や福島県全域は非常に危険な区域となっているようです」

こんな根も葉もない根拠もない話を、平然とまことしやかにネット上にだらだら垂れ流すとは。まあ、こういう人、我先に自分だけは逃げるんでしょうけれど。。

Posted: 木 - 10月 6, 2011 at 01:04 午後        




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