APPLE 逝く


悲しいなぁ

ジョブスの訃報は世界を駆け巡ります。

世界は天才を一人失った訳ですが、彼の代わりは誰も出来ないでしょうね。

25年前、初めて出会ったマッキントッシュは、ワシの今までのパソコンの概念を180度変えました。酷く出来の悪いWIN95が出現するまで、世の中はパソコンと言えば、CPM86やDOSに代表されるように、作業命令をコマンドで入力するのが当たり前の時代、何と自由でクリエイティブなのかとその初めてであった時の感動は今でも忘れられません。
当時マック用に開発されバンドルされていたワードやエクセルがいつの間にかWIN専用になるまで、ワシらはその恩恵を十分すぎるほど感じていました。これらのアプリも要するに世の中に早すぎたと言う事なんでしょうね。

アップルトークというTCP/IPのような言語で、ネットワークが当たり前だと意識したのは91年。院内ネットワークの初めて物語です。マック以外のマシンでは想像すら出来なかった時代。。

そして驚くのは、それからすでに四半世紀たった今でさえ、その全ての基本的発想は全く持って通じるということ。インタフェース発想がほぼ同じというのが驚くじゃないですか。だからその先進性ゆえ回りからは理解され無かった時期も。その存在さえ知らない自称PCマニアという人さえ居た(笑)。

世の中にはWindowsしかないと信じていた、そんな偽物マニアも驚いたiMacやiPodの出現だったりしたわけで、この頃になるとワシらクラシックファンは、なんか別の思いがあったりしてね。80ドルのAPPLE株を購入してにやけて(笑)。今や370ドルは下回らない。

うちの押し入れには幻のIIFxと言うマシンが眠っている。88年SE30を購入して翌年だったか、当時からツインディスプレイで使っていたワシは物足りなさを感じて購入したマシンだ。当然フルカラーのラスターオプス製のグラフィックボードを2枚付けた最上位マシン。200万近かった覚えがある(笑)。WINな友達にツインディスプレイとか話しても???の時代(笑)。

そのマシンの筐体のねじをドライバーで外すと、裏側に、ジョブスの直筆サインと刻印が貼ってある。今でこそコンシューマ向けにチャイナな低価格になったが、当時は一台一台思い入れでの作業のフィニッシュにコレを貼り付けたに違いない。。

彼がネクストにいた頃から尊敬し、APPLEに帰って来てからもワシのハードの購入は40台じゃきかないかもね(笑)。医院中マックだらけだったもの。

こんな地球の片隅の八戸あたりの田舎にいても、あなたのことで盛り上がった人がいました。

多くのワクワクした思い出と近未来の贈り物をありがとう。

ご冥福をお祈りします。。。。

Posted: 木 - 10月 6, 2011 at 07:09 午後        




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