狙われる日本


平和憲法に浮かれた結果の標的

北で、新たな日本人拉致作戦が始まったという記事をご存じだろうか。9条などを崇拝する左巻き平和主義者には「まさか」の声が当然聞こえるだろうが、どうやらこの事実はもうすぐ白日の下に晒されそうである。日本の、今まさに史上初めて経験するこの窮状につけ込んで、エゴイズム国家戦略外交で何が起きようとしているのかワシなりに検証してみた。

実は今回の震災と原発事故で一番危惧されていたのが、日本国内に無数に配備されている工作員による原発テロだった。事実、反原発グループの左翼活動家の中に潜んでいる市民グループ系メンバーの中にはそういう輩もいるとの報告があり、あり得ない風評をあたかも学術的な情報としてや、あるいはカリスマ講師の話の部分を切り取りネット上に善意を気取った情報として流したり、それはもう社会混乱目的の情報テロに近い。ワシが手放しで反原発運に賛成できないのは、原発を推進したいからではなく、こう言う工作まがいの情報テロに、もちろん知るよしもない真面目な純粋正義まっすぐ君達がカルト的に盲信するのが、哀れで、残念で、そして嫌で仕方ないからなのだ。
しかし、そんなモノは本来の目的ではなかったことが判明したということでしょう。金正恩が後継者となり、新たな難局を迎えた北としては、日本人拉致作戦に於いて日本政府との交渉に使うのは明白。なぜなら日本は北に対する外交政策が非常に弱いと知っているからだろう。その理由はまさに中国であり、媚中派政治家やチャイナスクール出身の官僚が大勢跋扈している限り、この拉致作戦は経済制裁の解除や人道支援の獲得として有効であることは、彼らは実証済みなのだ。

今年5月には、アメリカ人牧師が拉致され、その釈放のためにロバートキング氏が平壌に行ったニュースは、実は日本国内では大きく報道されていない。そりゃそうだ。日本のマスコミの多くがまたリベラルサヨクで持っているような物だからうかつに北を刺激できない理由があるわけ。産経新聞だけが抵抗している我が国の大マスコミの姿勢が面白いと言えば面白いかな。
震災直後3月14日に正規のビザを持った日本人3人が麻薬密輸と通貨偽造容疑で北に逮捕されているが、笑っちゃイケナイが笑っちゃうのは麻薬と偽札って北の十八番じゃないですか。これじゃあ、犯罪者を人質にするという大義名分も世界中の笑いものになると思ったのか拉致理由としては非常に弱いため、日本政府が知らんぷりしている間に沈静化している。

しかし、しかしだ。これで分かるように、北の225部隊による拉致作戦は再起動していると思って間違いない。今回は不発に終わってしまったけれど、北内部の金玉との権力争いに正恩が勝つためにも、日本人拉致は新たな理由を付けて着々と進む。海外で日本人が拉致されれば、逮捕立件は非常に難しくなるため、ワシなどいつも北を批判して、しかも頻繁に海外渡航している者は非常に危険だと言うこと(笑)なんだろうか・・・・・。
いずれにせよ、厳重注意が必要と言うこと。これは夢物語じゃないんです。

明日明後日は書類めくりで青森です(笑)。気をつけます。。



Posted: 月 - 6月 20, 2011 at 06:38 午後        




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