ほうれん草は何処行った


福島バッシングも此処まで来ると狂気だな

医療関係の仕事をしているから、放射能物質や放射線の話、被曝の話、良く聞かれます。以前も書いたかもしれませんが、首都圏での鬼子母神現症は狂気の沙汰。我が子のために人の子を喰らうがごとくの狂気が、今回の事故のおかげで蔓延しているね。水道水に放射能物質、我が子に飲ませられない、水買いだめ、現地に水不足、つまり、原発周囲の子供達の方がもしかすると深刻な汚染水問題を抱えているにもかかわらず、そこに届くはずの水は首都圏の買いだめで枯渇するという。

今回の肉もそうだけれど、冷静に分析しようよと言う事で色々調べて、患者さんくらいには正しい情報をとワシは考えた。福島の肉は、毎日200グラム365日食べ続けて3.0ミリシーベルト。医科用CT撮影1回分の被曝の半分ですね。当院の歯科用CTは医科用CTの1/20。ドイツ人の開発担当者はこっそりわしに、プロテクターなんか全く必要ないけど決まりだからね、、と。あれ、ほうれん草は全て検査してるのかな?何処行った、あれほどの騒ぎのほうれん草(笑)。
とにかく、騒ぐのはやめようよ。

近代生活リスクというのを聞いた。放射線も含めて、電磁波、排ガス、たばこの副流煙、食品添加物、中国製品(笑)等々。これらのリスクの上にワシらの生活は成り立っていて、そのうちの放射能物質だけが注目されている。無知だった昔、ワシは好物のディチェコの乾麺の購入を控えていた。その理由はチェルノブイリのブツがイタリアに流れてきたと報じられ小麦が汚染されたと報じられたから。ところがその時期の微量な汚染のロットなど全く関係なく販売され、買う人の意識にゆだねるという会社の姿勢に怒ったものだが、よく考えればあれは正しい。子供の隣でたばこを吸う奴がいれば、その子供が年間20ミリシーベルトどころの騒ぎではない発がんリスクを抱えるのだと、大いに騒がれるべきだよ。

1960年代、世界中で行われた核実験祭りで、例えばストロンチウム濃度など現在の数百倍から数千倍だよ。だから日本でも青森でも七戸の田舎でもフォールアウト被曝は今どころじゃなく物凄い量ですよ。その草食ってた牛や羊、ワシは美味しいと食ってたし。数十年前に核を落とされて、なおかつこの状況で、反原発プロ市民グループの言い分なら、広島は数十年人が住める状況じゃないし、日本中不毛の地になっているはず。チェルノブイリのせいで奇形児が異常に増えたとする報告が正しければ、日本中奇形児だらけのはず。しかし、浴びまくりのワシとか普通だし(笑)、その後の日本の癌の発生率は1970~2005年まで何も代わってはいないですよ。
これどういうことですか?現地被曝でさえ1.003倍の発がん発生率増加にヒステリックになる前に、たばことか無しにするべきじゃないのかサ~と思うのは、ワシだけじゃ無かろうに。。。

ある女性の方60歳。日立在住。ふくいち事故現場に比較的近いから(本人談)色々浴びていると言われた(反原発グループから)。水道水は危険だから飲むなと言われた。だから小屋一杯買いだめして米をとぐときもミネラル水でやる。あと10年で私が死んだら原発の所為だと確信する。そうでなければあと30年は生きるはずだ。遺族に訴訟するように言ってある(反原発のグループのアドバイス)。絶対に勝てますからと言われ、子供達や孫のことを考えるととても心強い。・・・・・・・・・・・・・・・・・

普通におかしいでしょ。狂ってる。ニューヨークタイムズのチェルノブイリの時の社説。「健康被害も環境被害も恐れられていたよりはるかに小さく、公衆が受けた最大の被害は、誇張されたリスクに基づく精神被害」
学習してないよなぁ。。。。。ワシら。。

Posted: 木 - 7月 14, 2011 at 11:19 午前        




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