ひたすらに


インプラント談義と、院内DHミーティング

大阪から、トーメンメディカル の日本支社長と歯科商社モリタ のインプラント事業部長が、わざわざ八戸までおいでくださった。6月にスイスでお会いした支社長は、今夏休みで欧州から帰省しているうちの次男とも面識があったので、女房殿も含めみんなで夕食を頂きました。
同じ時間、我が医院のDH(歯科衛生士)達は、学術委員会と厚生委員会合同で院内ミーティングを開いていたんです。以前行ったTKJ法から導き出された目標を実現させるためのステップアップという所でしょうか。今朝報告を聞きながら思うんですけれど、これほど真剣に診療内容について議論する衛生士って本当にすごいなと。うちのDH達は素晴らしいです。

ドクター達も負けてはいられませんな。北海道から、以前の勤務医のNTBR先生がお盆で帰省してきて、色々話を聞いているうちに、歯科医院格差というか技術格差というか、開業して一年で目の当たりにした本当の葛藤をよく知ることが出来たようで。うちにいた時分から培われてきた診断能力と言われる目は、今の新天地で十分すぎるほど発揮できているようですから。あえて話を聞きながら、ワシらはなんと歯科医療に没頭しているのだろうと自分達の事ながら感心するわけです。彼の所を訪れる患者さんは本当に幸せですよ。。

さて、これほどまでにワシらは一生懸命なのですが、とんでもないお母さんがまた出現(笑)。行き違いから来たほんの僅かな説明不足を肩に着せ、物凄い態度ですな。人として明らかにおかしいその態度では、一緒にいる子供がやはり哀れです。捨て台詞がふるいます。「もういいでしょ、めんどくさい、関係ない。ここに来る気はないんですから。」あなたが来るかどうかのくだらないレベルでお話ししているんじゃないんですよ、説明不足を補わせてくださいと若い先生が必至に頭を下げて説明しているじゃないですか。私のような患者が来ないとあなた方は困るでしょう?それがメシの種なんでしょう?と言わんばかりの高圧的な態度は、さすがに若いドクターも、その知的レベルの低さに辟易ですな。説明不足と言っても、このお母さん、肝心な時に不在で子供だけうちの病院に預け、ドクターが説明しようにも自分はそこに居なかったことなど棚に上げているのはもちろんなんですけど(笑)。

確かに以前から、消費者意識とモノの売り買いで医療が成り立っていると勘違いしている人は居ましたけれど、最近特に多くなってきたのは、世の中がおかしな方向に進んですさんできたからかな。もう一度、相互扶助とか、誰もいないところで黙ってゴミを拾う事とは?とか、恥とは?とか、己の命をかけて何を守る?とか、嘘と見かけと虚勢の現実から離れ本当の生き方を考える・・・こういう事を実行できる社会にならないとねぇ。。

さ、明日から当院は4連休に入ります。先祖に手を合わせる行事に参加しているのはワシも同じです。
ところで、なるべく休み中にアクシデントが起こらないように処置をしてきたつもりですが、万が一の時は留守電に入れておいてください。よろしくお願いいたします。<m(__)m>

Posted: 木 - 8月 12, 2010 at 10:10 午前        




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