高齢者の口腔ケア


八戸広域リハビリセンターでの講演です

昨年末に頼まれていた、広域リハビリセンターの講演を今日おこなって来ました。お題目は「高齢者の口腔ケア」まあ、ワシのツボではないけれど、それなりに話せたと思います。加えて衛生士2名を連れて行き、デモンストレーションをおこない、結構好評だったかもね。約90名ほどの聴講者の半分は介護関連の方ですから、あまり専門的にならないようにするのがポイントです。かといって当たり前の事ばかりではいけません。口腔リハビリから清掃まで、プロフェッショナルケアと誰でも出来るケアとの比較検討が出来る基礎知識の勉強が本日の重要な部分です。
しかし、何と言っても目的を明確にすることですから、目的は「高齢者の幸福に歯科という学問として如何に関わることが出来るか。」と言うことが本来の目的。戦後苦難の国作りで一戦で戦って来た方々が、いわゆる今の高齢者です。そんな方々に、歯科という学問を通じて如何に恩返しして、如何に幸福になってもらうか、その手段としての口腔ケアやリハビリテーションなのだと言うことを忘れてはいけません。目先のハウツーの研修会ではないと言うことを、冒頭ではっきりと言わせて頂きました。
研修会は盛況に終わったと思うのですが、如何だったでしょうね。衛生士のデモンストレーションもなかなか準備が大変。DHひーチャンとか前日からご飯食べれてないって威張ってるし(笑)。でも、デモンストレーションとても上手くいって良かったですよ。唾液腺マッサージとか、明日からやってみようか?なんて介護職員の声を聞いて、嬉しくなりました。
みなさま、本当にお疲れ様でした!!

Posted: 土 - 1月 22, 2011 at 05:11 午後        




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