撤収作業


これで一段落付きます

日曜朝から、ワシと小澤先生柄本先生、衛生士2名技工士4名で、田老の仮診療所の撤収作業に向かいました。現地にはすでに青森協会参与とF局員がお手伝いに来てくれていました。最終日に仕分け作業は終了していたのと、現地引き継ぎの山本先生が随分と片付けて頂、思いの外短時間に比較的楽に進みました。時間がかかりそうだった仮技工室も、屈強な男(笑)4名もいますから簡単に済みましたね。震災から2ヶ月。此処の避難所は比較的穏やかに時間が過ぎているように見えますが、実際に話を聞くとまだまだ困っていることはそれなりにあるでしょう。仮設住宅の戸数も飛躍的に増え、何とか日常に近い毎日を取り戻して頂きたいものです。

一ヶ月前の、喧噪がウソのように静まりかえった仮診療所の前で、後片付けを終えて本日最終参加者で写真を。これはお疲れ様という意味もあるのですけれど、これからまだまだ次の段階での試練が待っているから、助け合えるときは助け合うように約束の印としての写真でしょうね。

一方、新しく出来上がった仮設住宅を見せてもらいました。安普請と思いきや、なかなか快適に過ごせるようにコンパクトにしっかり作ってあります、でも、仮の宿りです。此処での生活が長引かないように、本当にみんなで助け合って出来ることをして復興して行ければと思っています。

雨も上がり、日差しの戻ってきた田老をあとにして帰路についたのは、午後2時。被災している人達に一日も早く日常が戻りますようにと、参加者全員その思いを胸に抱き八戸に向かったのでした。

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Posted: 日 - 5月 22, 2011 at 11:44 午後        




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