緊急時対応の復習


特に若い先生方にしっかり復習してもらいたいね

昨晩のHERZ会例会は、田面木歯科の三浦先生を呼んで、救急処置の復習と知識の整理を講義してもらいました。三浦先生は現役の麻酔科医でなおかつ開業しているという強者です。基本的な薬剤情報から緊急時救急体応までを一連の話の中で復習したわけですが、ワシら20年選手はもちろん、卒後2~3年の先生方には非常に為になったんじゃないかな。
講義が終わると、診療室で点滴ルートの取り方等の実習を行い、普段やり慣れていない先生方にはいい機会だったと思います。
当院の小澤先生は、自分の腕に注射針を指されるのを極端にいやがります、というか逃げる(笑)。小さな頃のトラウマがあるらしいけれど、是非克服して頂きたい(笑)。



ワシは個人的には、もう少し心電図の話が聞きたかったかな。このパターンは外科的に手を付けないようにしよう,,と言う選択肢を自分の中でもっと絞るべきかなと考えた訳ですよ。オペ中に漫然と心電図をとるんじゃなく、通常の当たり前の知識以上にこうなったらこう言う事だと言うのをもっと詳しく知っておく必要があろうかと。
緊急対応とて、基本は予防です。薬剤と生体に関するワシらのエビデンスの量が物を言います。突発的な出来事でさえ、今生体で何が起こっているのか、その理由は何なのか、出来れば一秒以内に割り出したいですよね。しかし、ワシらは救急救命医ではないので必要最低限でいいのだと言われるけれど、そうはいかない場面に出くわす可能性はゼロじゃないでしょ。
ワシらの日常臨床で、基本的にはあり得ないけれど、ステルベン(sterben)するかもしれないシチュエーションて考えたくないけど、そんなときルート確保できるか?そう、こう言う勉強会でお互いブシバシ射し込む練習をするべし。

という感じで、夜11時過ぎに終了。皆さんお疲れ様でした。ほとんどの先生が飯も食っていない訳で、たいした物です。ワシは青森帰りだったので、ごめんなさい、腹減り我慢できず到着してすぐ晩飯を作って食いましたです。<m(__)m>
その後、もっと深夜まで院長室で勤務医達と飲みました。お疲れ様。

Posted: 木 - 5月 26, 2011 at 11:05 午前        




©