DH ミーティング


衛生士自身が将来を考えると言うこと

昨晩は、実は楽しいことが2つありました。1つは家族全員が久しぶりに勢揃いして、将来のことについて語り合ったこと。長男の休みと次男の休みが重なるのはとても珍しくお互いがお互いを認め合った会話がとても印象的でした。お寿司屋さんで会食となった素敵な時間でした。その後、以前から約束していた級友と久しぶりに再会。深夜まで思い出話や老後の話(笑)に花が咲いたわけです。

本日朝から痛飲痛(笑)。しかしそれはそれ。頑張ってお仕事です。午後始まりの手術の連チャンはきついか。最近以前紹介したCGF花盛りです。細い見えない血管から採血するのが超得意になってきました。仕事も終わり夜8時からDHミーティングです。今回はオブザーバーとしてDr数名も参加でした。
お題目は「衛生士の数」です。ベテラン衛生士が長期にわたり活躍することは素晴らしい事なのですが、反面コンスタントに新卒の衛生士を確保することが難しくなる現状は衛生士としてどう考えるかと言うことです。個人的収入の面、雇用の確保の面、病院経営の面、技術の継承の面など、ファクターは沢山あるために、先週からカードを一人5枚ずつ配ってありそれを先週のウチにTKJでまとめておいてもらいました。いつものように多くの衛生士の多くの意見が見事にグループ分けされていました。すばらしい。

分析すると、衛生士達のこの先の不安は、いつまでこの仕事を続けられるかという非常に現実的な問題に直面します。特に小学生等を抱えているお母さん衛生士達はやらなければならないことが盛りだくさんですが、プロとしての自分達のプライドも捨てるわけにはいきません。かといって、来年以降新卒の衛生士を教育したり技術継承したりする為には、自分達の仕事自体が確実でなければ出来ないわけです。タイムシェアーの話など積極的に前面にでて行動する意見が沢山ありました。まだ確実ではありませんが、1つの目標を決定して来年度は新たに3名の衛生士を募集します。これで総勢14名になる予定です。物理的キャパはそのままで、一体我々はどんな方法を考え出したのでしょうか(笑)。

よく、フリーランスの衛生士の話を聞きます。その集合組織運営の話も聞きます。いつも思うのですが、歯科医師は何をしているのでしょう。彼女達がいてこその充実した歯科医療の実現であり、より高度な医療体系の構築なのです。その彼女達に十分な報酬を払うことの出来ない歯科医師はプロではありませんね。報酬が十分ではないからフリーランスとして独立するのでしょうが、それは険しい道だと聞きます。パラデンタルスタッフがメインスタッフになると言うことはそういうことです。此処を理解できず誤解している先生方が沢山居ることも事実ですが。
この業界を素晴らしい将来性のある仕事に、共に引っ張っていくパートナーであり続けるためのミーティングでした。。




Posted: 金 - 6月 24, 2011 at 11:24 午後        




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